Altered composition of mycobiota in rheumatic diseases
Project/Area Number |
21K16286
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 54020:Connective tissue disease and allergy-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
前田 悠一 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (10815658)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
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Keywords | 腸内真菌 / 腸内細菌 / 腸内真菌叢 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、免疫システムの暴走で発症する自己免疫疾患として知られる関節リウマチ・膠原病の発症機構を解析し、腸内細菌・真菌が発症のトリガーとなっていることを明らかにする研究である。代表者は、これまでの研究で関節リウマチ患者の腸内細菌叢でPrevotella copriが増加し、マウスの関節炎増悪に関与していることを発見した。一方で、腸内の真菌叢については病態との関与は明らかではない。本研究では、関節リウマチおよび膠原病疾患において、腸内細菌叢・腸内真菌叢の評価を行い、病態との関りをマウスモデルを用いて行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
メタゲノムショットガンシークエンスなどを用いた解析にて、関節リウマチ患者の腸内では、Prevotella copri菌を含む、Prevotella属細菌が有意に増加しており、Tricosphaeriaceae, などの真菌が増加していた。 しかし、P. copri菌は、繊維類を主食とする諸国で有意な腸内細菌として知られている。われわれは、関節リウマチを引き起こすP. copri菌と健常者の腸内に生息するP. copri菌が異なると考え、関節リウマチ患者と健常者からP. copri菌を単離し(以下RA-P. copri, HC-P. copri)、マウスに投与し、関節炎の感受性を比較する実験を行った。 DBA/1マウスに広域抗生剤を投与した後に、培養したRA-P. copriとHC-P. copriを経口投与した。その後、糞便を回収し、それぞれのP. copriがマウスに定着しているのを確認した。次に、ウシⅡ型コラーゲンをアジュバントと混合してエマルジョンを作成し、0週にDBA/1マウスに皮内投与して免疫した。3週間後に2次免疫を行った後、マウスの関節炎のスコアを経時的に評価した。その結果、2回目の投与後において、RA-P. copriを投与したマウスはHC-P. copriを投与したマウスと比較して、重篤な関節炎を認めた。このことより、RA-P. copriは関節炎惹起能が高いことが確認された。今後は、他の関節炎モデルを用いて同様の実験を行い、RA- P. copriの関節炎に対する病原性の普遍性を明らかにする。また、腸内細菌叢と真菌叢の関連を明らかにする。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)