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肺移植後の急性および慢性拒絶に対するフラボノイドの新規アプローチ

Research Project

Project/Area Number 21K16510
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 55040:Respiratory surgery-related
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

杉山 燈人  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (10858682)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2022-03-31
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2021)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Keywordsフラボノイド / 肺移植 / 急性拒絶 / 慢性拒絶
Outline of Research at the Start

ポリフェノールの一種であるフラボノイドは、抗酸化作用や抗炎症作用など様々な生理活性を有し、元来細胞がもつ防御機構を増強するため、細胞保護的に働く。本研究では、マウスを用いた基礎実験を行い、フラボノイドの肺移植における有効性について検証する。
肺移植急性期・慢性期を模した、マウス肺虚血モデルとマウス気管移植モデルを用いて、フラボノイドによる細胞保護作用や免疫抑制作用、抗炎症作用について解析する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究では肺移植におけるフラボノイドの有効性を検証し、肺移植の急性期・慢性期における諸問題に対する新しいアプローチを開発することを目的とした。フラボノイドは抗酸化作用や抗炎症作用など様々な生理活性を有し、元来細胞がもつ防御機構を増強するため細胞保護的に働く。また、免疫抑制作用についても報告がある。
フラボノイドの細胞保護作用、免疫抑制作用を検証するため、マウス肺を用いた基礎実験を以下のように計画した。①マウス摘出肺を用いての細胞傷害の進行およびドナー免疫細胞の活性化状態を評価し従来の保存液とフラボノイドの比較。②マウス片肺クランプモデルを作成し虚血再灌流障害におけるフラボノイドの作用を評価。③マウス気管移植モデルを作成し、移植後急性期の拒絶反応とその後の慢性拒絶である閉塞性細気管支炎に相当する内腔狭窄についてフラボノイドの作用を評価する。①はマウス摘出肺を用いて従来の保存液と比較しフラボノイドの有効性を検証することとした。②③についてはマウスモデルを用いてフラボノイドの気道内投与による比較を計画した。
実験系の立ち上げのため臨床で用いられる保存液;ETKを発注し、マウス気管移植に用いるマイクロサージェリー用の機器を準備した。マウス片肺クランプモデルおよび、マウス気管移植モデルの作成は動物実験棟の移設に合わせて開始する計画とし、初年度についてはマウス摘出肺を用いた実験を予定した。その間、臨床トレーニングに用いる摘出ブタ肺の末梢気道を使用し、マイクロサージェリーのトレーニングを行った。
実験準備中に異動退職となり廃止申請に至った。

Report

(1 results)
  • 2021 Annual Research Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2022-12-28  

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