Project/Area Number |
21K16588
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 55060:Emergency medicine-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
松浦 裕司 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (10791709)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 軽症頭部爆傷 / 頭部爆傷 / 衝撃波外傷 / blast injury / 水素療法 |
Outline of Research at the Start |
本研究では爆発により生じる衝撃波を作成することのできる装置を用いて、頭部・胸部・ 腹部など焦点を絞って部位単独または複合・反復といった多様な爆発外傷動物モデルを作成 し、それぞれのモデルでの個々の臓器及び部位ごとに起きる変化について検討することによ って、新たな視点での病態の解明、治療法の開発を行うことを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
昨年に引き続き、装置の修理のための納品に時間を要し、装置の修繕後に爆風の圧力測定から開始した。具体的には元々のモデルでは646.2±70.3kPaの圧であったのに対し、本年度は900から1000kPaと圧超過をおこしていた。以前と同じ圧の衝撃波を作成するため調整を行った。圧調整のためにチャンバーへのガス充填圧を10MPaから徐々に下げていったが衝撃波のPeak圧はあまり変わらなかった。次にノズルに設置するアルミ板の厚みを3mm→2mmと薄くしてみるとPeak圧は430kPaまで下がってしまい、過去の衝撃波より弱い圧となってしまうことから、これも調整方法としては適さないと判断した。アルミ版の材質はそのままとして、焼きなましをして少し柔らかくしたものを使用すると590kPa前後となり、軽傷頭部爆傷作成時と同様の圧を出せるようになった。今後はモデルの評価を順次行っていき、今後、計画している髄液測定など進める予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
機械の故障があり、物品の調達が難しく修理に時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
計画書どおりに慢性炎症の数値化や治療介入について進めていく。
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