Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
Resuscitative endovascular balloon occlusion of the aorta (REBOA) は、血管内からバルーンで大動脈を遮断できる簡便性・低侵襲性から、重症出血性ショックの蘇生法として急速に普及しているが、必ずしも転帰の改善には結びついていない。より効果的かつ安全にREBOAを使用するには、切迫した状況下でも簡便に利用できる中枢側・末梢側圧およびバルーン遮断率のモニタリング法が必要である。本研究では、ブタ出血性ショックモデルを用いて、電子光学的手法を応用したリアルタイム連続血圧モニタリングおよびバルーン遮断率の定量化を確立・検証する。