Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Outline of Annual Research Achievements |
ラット膝関節不動化モデルを使用して低出力超音波パルス療法(Low-intensity pulsed ultrasound:LIPUS)の関節拘縮予防効果を検討した. LIPUS群:吸入麻酔下にLIPUS(SAFHS Teijin, 4000J・有効強度30 mW/cm2 ・1回20分)とコントロール群に分け, 固定期間は2週間, 4週間, 6週間とした. 関節包を採取し, 定量PCRを行った. 拘縮に伴う線維化で増加するCol1a1(p<0.05), TIMP-1 (p<0.05), 軟骨化成と関連するBiglycan (p<0.05), Lumican (p<0.01), Fibromodulin (p<0.05), Sparc (p<0.01)の遺伝子発現がLIPUS群の4週で有意に減少し, 拘縮予防効果の可能性が示された. LIPUSによる橈骨遠位端骨折術後の関節拘縮予防効果の検討した. 装置の超音波が発生しない群をコントロール群, 超音波が発生する群(手術翌日より連日8週間使用)をLIPUS群とし, 2群比較を行った. あらかじめランダム化した上でLIPUSを使用し, 最終的に匿名化したナンバリングとデータ結合を行った. 評価項目はレントゲン撮影, 可動域, VAS(Visual Analogue scale), 上肢スコアリング(DASH), 心の健康チェック表(K6), アテネ不眠尺度 (AIS)とした. 48名がエントリーし, 8名除外した. コントロール群21名, LIPUS群19名, 術前待機は7.9日 (SD4.4), 7.4日 (SD4.5)であった. VAS, DASH, K6, AISにおいて2群間で有意差は見られなかった. また可動域 (背屈, 掌屈, 回内, 回外)において2群間で有意差は見られなかった.
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