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脳波測定により妊娠中の睡眠を評価する

Research Project

Project/Area Number 21K16761
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

阿部 春奈 (小宮春奈)  筑波大学, 医学医療系, 講師 (10831927)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Keywords妊娠 / 睡眠 / 脳波 / 睡眠障害 / 脳波測定
Outline of Research at the Start

一般的に、妊娠中は睡眠状態が変化するとされる。これは身体的・内分泌的な変化によるものと考えられているが、その実態や母体・胎児への影響の詳細は分かっていない。
睡眠障害を正確に調べるには睡眠時の持続的な脳波測定が不可欠であるが、これを妊娠中に行うことは現実的ではなく、妊娠中の睡眠変化を報告した先行研究では、そのほとんどが問診に基づくものである。本研究では、在宅で簡便に使用出来るデバイスを用いて、妊娠初期・中期・後期に睡眠測定を行い、妊娠中の生理的な睡眠変化の実態を明らかにする。また、合併症発症の有無や妊娠転帰を後方視的に検討することで、睡眠障害と周産期予後の関連性についても明らかにする。

Outline of Annual Research Achievements

妊娠中は睡眠に変化が起こることが知られているが、その変化を脳波レベルでの睡眠ステージ変化として捉えた研究はこれまでに報告がない。本研究では、当院 で分娩予定の女性を対象とし、自宅で簡便に使用できる脳波測定機器を用いて、妊娠初期・中期・後期の3期間において脳波測定を行う。各期間の睡眠量や睡眠 ステージを解析し、妊娠中の生理的な睡眠状態変化の実態を明らかにすることを目的とする。同時に、妊娠各期間における睡眠に関するアンケート調査も行い、 脳波測定による客観的な睡眠評価に加え、自覚的な睡眠変化も調査する。これらの結果は、妊娠中の生理的な睡眠変化の実態を明らかにするだけでなく、将来的 には妊娠中の病的な睡眠障害の検出、有効な治療法の開発につながり、妊娠中の女性や胎児の転帰を改善させる可能性がある。 研究に必要な諸手続きや契約等を進め、初年度より被験者の募集を開始した。産休育休取得に伴い研究を一時中断していたが、復職後再開している。本年度も被験者を広 く募集し研究参加者も目標被験者数に達しつつある。一部の被験者では脳波測定およびアンケートもすでに終えており、データの解析も順調に始めている。今後も引き続き研究参加へのリクルートを行い、十 分量のデータを取得出来るよう務める予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本研究の性質上、対象者が限られる上自宅での脳波測定はやや煩雑であるため、研究参加者希望者は多くはないものの、このまま順調に進めば目標被験者数に達する予定である。

Strategy for Future Research Activity

本年度も、昨年度同様研究参加へのリクルートを積極的に行うとともに、データの解析、論文化に向けた準備を進めていく予定である。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2024-12-25  

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