Project/Area Number |
21K16904
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56060:Ophthalmology-related
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
吉川 祐司 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (40793170)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 緑内障 / OCT / OCTA / ERG / 光干渉断層血管撮影 / 網膜電図 |
Outline of Research at the Start |
緑内障は網膜神経節細胞複合体を代表とする網膜内層が病変の首座である疾患である。光干渉断層血管撮影を用いた研究では網膜神経節細胞複合体を栄養する表層網膜血管シグナルの脱落減弱をきたすことがわかってきた。しかし我々はより深層である網膜外層に位置する深層網膜血管網でより鮮明に網膜血管シグナルの脱落減弱を示すことを報告した。 しかしながら緑内障の病態は網膜内層の構造的異常であり深層網膜血管構築の変化が網膜機能、視野機能とどのような因果関係を持つのかは明らかではなく、網膜電図を使用し緑内障眼における網膜外層機能を評価し因果関係をあきらかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
現在、埼玉医科大学を受診をした緑内障患者に対して光干渉断層撮影検査と視野検査、もしくは網膜電図を施行している。1つめの評価項目として光干渉断層撮影検 査による網膜表層並びに深層血管の密度を算出すると共に、網膜電図における網膜機能の算出を行っている。 しかしながら、緑内障眼のみでは比較が困難であることから、初期の緑内障や他の疾患で偶然検査が施行しているような症例を抽出し正常比較データを作成して いる。 また、2つめとして緑内障術前後の機能変化と網膜血管構造がどのように関係しているのかを調査するために、術前後で視野検査を来ない、かつ術前に光干渉断 層血管撮影検査を施行している患者を抽出し、それらの患者の黄斑部血管密度を算出し、変化とどのような関係があるのかを調査している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り緑内障眼のデータは蓄積されている。前年度課題であった非緑内障でのデータ収集は困難であり、緑内障眼のみでの解析とした。本年度は、データを整理し論文としての報告を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、多局所ERGを使用して研究報告をしたが、黄斑局所ERGを使用した追試を予定している。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)