Project/Area Number |
21K17084
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
稲木 涼子 東京大学, 医学部附属病院, 客員研究員 (90632456)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
|
Keywords | 脂肪細胞 / シングルセル解析 / 顎関節症 / 間葉系幹細胞 / ASC / 抗炎症作用 / 脂肪由来幹細胞 |
Outline of Research at the Start |
脂肪組織由来幹細胞は、多分化能や抗炎症作用を有し、症状改善に炎症コントロールが必要な変形性顎関節症への臨床応用が期待される。脂肪由来幹細胞は雑多な細胞を多く含むため、抗炎症能に優れた細胞亜集団を同定することができれば、より治療効果の高い細胞療法 が実現することが予想される。そこで、本研究では単一細胞解析を利用して、抗炎症効果の高い細胞亜集団を分取する方法の確立を目指す。抗炎症能に優れた細胞亜集団の選別が可能となれば、それらの細胞集団を分取・拡大培養することにより、治療効果の高い脂肪由来幹細胞による新規顎関節症の治療法確立に繋がると推測される。
|
Outline of Annual Research Achievements |
マウスの脂肪細胞、骨髄細胞、歯髄細胞をパッセージ3に合わせてシングルセルRNA解析を実施した。シングルセルRNAの結果を解析している。 また、申請している本研究で、変形性ヒザ関節症のモデルマウスの膝関節にマウス脂肪幹細胞を投与することで、膝関節の抗炎症効果を確認していた。この結果に基づき、再生医療等委員会にて、臨床研究の計画書は承認された。この計画書に基づき、ヒト顎関節症の患者へ、ヒト由来脂肪の関節内投与の臨床研究の参加者をリクルートし、臨床研究を実施した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
シングルセルRNA解析のための細胞単離を行い、解析を行った。現在解析中である。
|
Strategy for Future Research Activity |
シングルセルRNA解析を行い、論文化を準備している。
|