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口腔癌におけるDNA修復経路と放射線治療効果の解析による治療効果予測因子の同定

Research Project

Project/Area Number 21K17127
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University (2022)
Yamanashi Prefectural Hospital Organization (2021)

Principal Investigator

高川 祐希  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (40896908)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2023-03-31
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2022)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Keywords口腔癌 / 化学放射線治療 / 遺伝子変異プロファイル / microRNA / 放射線治療
Outline of Research at the Start

本研究では、バイオマーカーとして注目されているmicroRNA(miRNA)に着目し、新規の治療効果予測マーカーの探索を行う。申請者はスクリーニングによりmiR-1293がDNA修復関連遺伝子を標的とし腫瘍増殖を抑制することを示した。miR-1293の発現を当科で保存している口腔癌患者の検体を用いて定量し、放射線治療効果との相関を解析する。新規の治療効果予測因子の同定により個別化医療の実現を可能とし、治療成績の向上を目指す。

Outline of Annual Research Achievements

口腔癌に対する治療法は手術療法、放射線療法、化学療法、免疫療法が存在しており、患者の病態によってそれぞれ治療法が選択される。癌の診断技術や治療技術は発展しているにもかかわらず、口腔癌の治療成績は過去20年において大きな改善は認められず5年生存率は60%となっている。原因として化学放射線治療に対して治療抵抗性を示す症例が存在することが挙げられる。しかしながら臨床応用可能な予測因子はいまだ確立されていない。それぞれの患者に最適な治療法を選択すること、個別化医療の実現が治療成績の向上に寄与すると思われる。
先行研究にて化学放射線治療前後の経時的な遺伝子変異の解析は複数報告されているが頭頚部癌においては未だ報告がされてない状況である。
そこで本研究では、口腔癌患者の検体を用いて遺伝子プロファイルを解析し、治療前後で遺伝子変異パターンの変化を明らかとして化学放射線治療感受性の予測因子を同定することを目的とした。
山梨県立中央病院口腔外科にて口腔癌の診断で術前化学放射線治療後に手術を施行した進行癌症例(stageⅢ、Ⅳ)のうち遺残癌を認めた症例(治療効果Grade1-2)で解析に必要であるDNA量が抽出可能であった8名を対象として遺伝子変異解析を施行した。口腔癌関連69遺伝子を化学放射線治療前後の検体、つまり生検検体と手術検体に対して解析を行い経時的に遺伝子変異の変化を確認した。結果としてTP53変異を含むoncogenic mutationを認め、化学放射線治療抵抗性に関連する可能性が示された。
解析数を増やすべく準備を進めていたが、研究機関の異動に伴い中断となった。

Report

(2 results)
  • 2022 Annual Research Report
  • 2021 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2023-12-25  

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