Project/Area Number |
21K17165
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57070:Developmental dentistry-related
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
渡邉 温子 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学, 助教 (30883144)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | う蝕予防 / 口腔常在細菌叢 / メタゲノム解析 |
Outline of Research at the Start |
歯科臨床上、う蝕の罹患がプラークの付着量に依存しない場合があり、S. mutans(Sm)が優位に病原性を発揮し得る特異的な口腔細菌叢が存在する可能性がある。一方、う蝕予防のため殺菌成分を含む歯磨剤等が普及しているが、これらがどのような口腔細菌叢に有効かは未だ不明である。本研究ではカリエスリスクの異なる被験者から唾液やプラークを採取し、口腔細菌叢の構成割合をメタゲノム解析後、カリエスリスクを示す特異的な菌叢を明らかにする。また、Smの殺菌成分への感受性ごとにグループ分けした菌叢に最も有効な殺菌成分を解明する。患者の菌叢に合わせたよりう蝕予防効果の高い口腔衛生管理の確立を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、カリエスリスクごとに口腔常在細菌叢の構成割合に特異的な菌叢が存在するかを検証するとともに、被験者から分離したS. mutans のCPCやIPMPに対する感受性を解析し、グループ分けした菌叢ごとに最も有効な殺菌成分を解明することで、患者の菌叢ごとに最も有効な殺菌成分を取り入れたう蝕予防を行う、オーダーメイドな口腔衛生管理方法を確立することである。予備実験にて、健常者から採取した唾液に存在する口腔細菌の構成割合を算出し比較検討したところ、ヒトの唾液中に存在する細菌叢の構成割合は多様性を示すことが示唆されている。現在は健常者から分離したS.mutansのCPCやIPMPに対する感受性の解析を進めるために最適な条件下を確立すべく研究を進めている。S.mutansのCPCやIPMPに対する感受性の解析を進めるために最適な条件を確立後は矯正患者からもサンプルを採取し、口腔常在細菌叢の構成割合や分離したS. mutansのCPCやIPMPに対する感受性も解析していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現在は健常者から分離したS.mutansのCPCやIPMPに対する感受性の解析を進めるために最適な条件下を確立できるよう実験条件の検討を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は健常者から分離したS.mutansのCPCやIPMPに対する感受性の解析を進めるために最適な条件下を確立後、矯正患者からも唾液やプラークを採取し、口腔細菌叢の構成割合を検証するとともに、分離したS.mutansのCPCやIPMPに対する感受性を解析していく予定である。
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