Project/Area Number |
21K17384
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
|
Research Institution | Ibaraki Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
山海 千保子 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90438101)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
|
Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
|
Keywords | 認知行動療法 / 育児ストレス / 対人関係 / 対処能力 / 保健センター |
Outline of Research at the Start |
産後うつ病や子どもへの虐待予防の観点から、母親がストレスを受けた際に感じる不快感情が客観視できる約1時間で実施できる母親の認知や対処方法の特徴を改善するために、認知行動療法を基本としたプログラムを作成する。また、保健センターの専門職者が本プログラムを実施可能となるようマニュアルを作成し、プログラムの研修を行いながら、マニュアルの修正と研修を繰り返し、プログラムの定着を試みる。さらに、母親が産後1年間まで本プログラムを続けることで、育児ストレスを軽減することが可能かどうか検証していく。
|
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度は、認知行動療法を参考に作成した育児ストレスを軽減するプログラムを、地域の保健センターで実施するために2つの準備を行ってきた。 1.プログラムの作成と修正について:産後うつ病や子どもへの虐待予防のために、認知行動療法を参考に作成した対象者(母親)向けのプログラム構成や、ワークシートなどについて臨床心理士から指導を受けることができた。具体的な修正は、プログラムの説明内容の表現がわかりにくいため、表現方法の工夫や、プログラム中で使用する仮想の育児ストレス場面の絵を、1回あたり1枚に減らすなど、ワークシートの簡素化を行った。 2.プログラムのマニュアルの作成について:保健センターの専門職者が、仕事に支障が出ない所要時間でプログラムの内容を把握し実行できる方法と、対象者に対する態度や姿勢を身につけるために、臨床心理士より指導を受け、マニュアル作成の準備を行った。具体的には、専門職者がプログラムを実施するとき、対象者がグループディスカッション中に不快にならず能動的に発言ができ、「またやってみたい」と思える雰囲気づくりを目指し作成している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
プログラム中に対象者に行うプログラムの修正を臨床心理士に確認してもらうのが、6月ごろになる。また、保健センターの専門職者へのマニュアルの作成もまだ途中である。 対象者に対して行う二種類の心理テストについて、変更する可能性があり、現在他の心理テストについて検討中である。 以上の理由から、まだ保健センターへの依頼を行っていない。
|
Strategy for Future Research Activity |
プログラムとマニュアルの作成と修正後の確認作業を6月中に行い、完成後、新型コロナ関連の制限に合わせ、保健センターへの周知を行い、本研究へに対する協力を依頼していく。また、集団でおこなうグループディスカッションの際は、感染予防対策の指針であるStage1あるいは2の時に実施できるよう準備していく。
|