Project/Area Number |
21K17396
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
|
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
安川 純代 岡山大学, 保健学域, 助教 (80618950)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
|
Keywords | 生活習慣病 / 次世代連鎖予防 / 妊娠高血圧症候群 / 妊娠糖尿病 / 周産期女性 / 予防行動 / SGA児 / 世代間連鎖 / DOHaD / 睡眠 / 次世代連鎖 / SGA / 胎児 / AGA / LGA / catch-up / 妊娠糖尿病(GDM) / 妊娠高血圧症候群(HDP) / メタボリックシンドローム(MS) |
Outline of Research at the Start |
妊娠糖尿病(GDM)や妊娠高血圧症候群(HDP)は、妊娠中の女性および胎児の将来の生活習慣病を予測する重要な疾患である。これまでに妊娠中の母体からの影響により出生児の肥満・メタボリックシンドローム(MS)発症リスク増加との関連が報告されている。申請者はこれまでに、女性と生活習慣病との関連について大規模コホートを用いた疫学的手法により明らかにしてきた。それを踏まえ、本研究では、GDM/HDP合併妊婦と出生児の将来の肥満・MSの関連性について双方の体重増加やBMIに着目し、大規模コホート調査を用いた網羅的な疫学的解析を行い、その結果を根拠としたヘルスケアシステムを創出する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
近年における女性の社会進出や不妊治療技術の進歩、またライフスタイルの変化など多様な背景により、出産年齢の高齢化は加速する一方である。それに伴い加齢がリスク要因の一つである妊娠糖尿病(GDM)や妊娠高血圧症候群(HDP)の増加が報告されている。妊娠中は将来の健康状態が一時的に表面化する時期とされ、妊娠中にこれらの合併症を発症した妊婦に加え、胎児も母親の胎内で素因を受けついでいることから、母児共に生活習慣病の予防行動が継続して重要とされている。そこで本研究の目的は、日本人を対象とした大規模コホートを用いて、GDMやHDP合併妊婦と出生児について疫学的手法を用いて関連要因を検討し、それを基礎データとして継続可能な予防行動システム開発に取り組んでいる。母親や父親の情報:基本情報および産科的情報、社会経済要因(学歴、喫煙歴など)と出生児の情報:出生体重などとの関連について厚労省「21世紀出生児縦断調査」を用いて疫学専門家らに相談を行いながら分析・検討を行い、論文公表に向けて準備を行っている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究で用いるコホートデータの取り扱いは、倫理審査委員会申請書類の規定に従い決められた場所においてのみ、専用PCを用いて使用可能とされている。よって、解析作業を行う際は、研究者所属施設とは別の施設に入館する必要性があるが、研究開始から昨年までのCOVID-19による感染症の影響とその対応策により入室規制等の理由が生じ、予定通りの解析作業が行えなかったため。
|
Strategy for Future Research Activity |
現在解析中の課題について、解析や結果の解釈に際して疫学専門家や産科医など専門分野の先生方のご意見もお伺いさせていただきながらすすめている。学会発表ならびに英文ジャーナルへの投稿により、本研究結果を公表化していくと共に関連分野の研究者や専門家の意見を幅広く収集していき、医療機関や一般の方々にも利用可能な生活習慣病予防に向けたシステム開発に向け、関連部署の方々にご相談を行いながら進めていく予定としている。
|