光老化に着目した高齢者ドライスキン改善のための皮膚タイプ分類の確立
Project/Area Number |
21K17408
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
青木 未来 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (20846638)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
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Keywords | 高齢者 / ドライスキン / 保湿ケア / アセスメント / 光老化 / 皮膚タイプ分類 |
Outline of Research at the Start |
高齢者が直面することの多い皮膚トラブルであるドライスキンやスキン-テアの予防には「保湿ケア」が重要である。この解決の一つの方法として、これまでなかった皮膚のタイプ分類をすることを試みる。これまで皮膚の評価に用いられてきた水分量測定や皮膚の見た目の評価など主に表皮(皮膚表面)の状態を評価する項目に、新たに「光老化」の項目を加え、皮膚のタイプを分類する。これまでは角層(表皮)の保湿能を補う成分が配合された保湿剤が塗布され、角層の状態にのみ対処されていた。光老化に着目した皮膚のタイプ分類ができれば、表皮・真皮の状態に合った保湿ケアが実施できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、皮膚の状態に合致した適切な保湿ケアを実施するために、高齢者の皮膚状態を詳細に評価し皮膚タイプを分類する手法を確立することである。目標対象者数に達していないという課題に対して、対象者の検討とフィールド調整を進めていたが、再度研究目的に照らして計画を検討した。その結果、対象者数を増やすことより、皮膚タイプを分類する指標を詳細に検討することを優先事項とすることを考えた。当初の予定通り施設入居高齢者を対象とし、保湿剤を塗布したときの皮膚の変化を詳細に観察する計画の実施に向けて準備が整った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定していた対象者数に満たなかったことから、実施内容の検討に時間を要したが、データ収集を開始できる見込みが立った。しかし、当初の予定からは遅れているため、やや遅れていると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
施設入居高齢者を対象とし、先行研究で皮膚生理機能の改善が報告されているセラミド入り保湿剤を塗布したときの皮膚の変化と、対象者の状況を詳細に検討する。まもなく調査開始予定である。昨年度予定していた「皮膚生理機能計測」と「皮膚のタンパク質サンプル取得」を進める。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)