Project/Area Number |
21K17506
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | National Center for Geriatrics and Gerontology |
Principal Investigator |
田中 誠也 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院 先端医療開発推進センター, 主任 (10812323)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 地域包括ケアシステム / 日常生活動作 / リハビリテーション / アウトカム |
Outline of Research at the Start |
医療・介護で提供されるリハビリテーションの効果判定のためのアウトカムとして日常生活動作が採用され、その評価指標としてFunctional independence measure(機能的自立度評価法;FIM)とBarthel index(バーセル指数;Bi)のどちらかが主に用いられている。しかし施設毎に異なる評価指標が使用されることは、医療・介護の円滑な連携に基づく地域包括ケアシステム構築の重大な阻害因子となる。本研究では、医療・介護福祉機関6施設の協力のもと、日本におけるFIMとBiの関係性を明らかにし、これまでに海外から報告されている対応策(評価指標間の換算)等の適応が可能か検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究計画に従い、研究データの収集を継続し、収集された情報から順次データクリーニングを実施した。本年度でデータ収集は完了し、データクリーニングも概ね完了している。残りのデータクリーニングは2024年度に継続して実施する予定である。リクルートされた対象者数は研究計画立案時よりも少なくなったが、本研究のメインの目的を達成するために必要な対象者数は確保できている。基本的にデータ収集は紙ベースで実施している。しかし、統計解析には紙データから電子データへの変換が必要であり、手動で実施した場合、労力などの人的リソースの確保だけでなく、入力ミスなど研究の品質に影響を与える要因への対応も求められる。そのため、本研究では、紙データを電子データに自動で変換する光学文字認識(Optical Character Recognition;OCR)を導入した。OCRの導入により人的リソースの削減、データ品質の担保につながることが確認された。なお、OCR導入による研究の円滑化については学術集会において成果公表している。 収集された情報の一部を用いて中間解析を実施し、医療・介護領域の高齢者に対するリハビリテーションにおいて最も使用頻度の高いADL評価であるBarthel IndexとFIM(機能的自立度評価法)の関連性を確認し、既存の研究報告で示されているモデルをベースに作成したBarthel IndexとFIM間のADL換算表は高い信頼性を示すことが確認された。なお、その成果は学術集会において発表している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画に従い、データ収集は完了したが、一部データクリーニングは未完の状態である。しかし、メインの解析に必要なデータのクリーニングは完了している。全体の研究の進捗は予定通り進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画に従い、解析を実施し適宜成果公表を行う予定である。
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