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途上国におけるエリートアスリート輩出による社会的便益の検討

Research Project

Project/Area Number 21K17609
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 59020:Sports sciences-related
Research InstitutionDoshisha University

Principal Investigator

遠藤 華英  同志社大学, スポーツ健康科学部, 助教 (70876193)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Keywords開発と平和のためのスポーツ / 発展途上国 / 障害者スポーツ / 交差性 / スポーツを通じた開発 / スポーツを通じた国際協力 / アスリート
Outline of Research at the Start

エリートアスリートの活躍は,その国の社会や個人に対して様々なアウトカムをもたらすとされる.途上国出身のアスリートが国際競技大会で活躍することは,平和構築や青少年への好影響など国家が抱える社会課題と関連した形で期待が寄せられているが,実際に途上国住民自身がエリートアスリートの誕生に対してどのような価値を抱いているのか科学的検証はなされていない.そこで本研究は,途上国におけるエリートアスリートがもたらす社会的評価に着目し,価値評価に影響を与える規定要因の特定および形成メカニズムの解明を通じて,途上国に居住する人々の視点からアスリートが創出する社会的便益を検証する.

Outline of Annual Research Achievements

2024年度は、本研究における中核的な活動として、前年度にラオスで実施したインタビュー調査の詳細な分析および、最終年度に予定している量的調査の準備に重点的に取り組んだ。前年度に実施した調査では、ラオス国内の女性アスリート8名に対して半構造化インタビューを行い、彼女らが日常的に直面しているスポーツ参加の障壁や、それに対する対応戦略に関する質的データを収集した。2024年度は、このインタビュー記録をもとに、階層的コンストレイント理論と交差性の理論枠組みに基づいて分析を進め、障害、ジェンダー、社会経済状況など複数の属性が交差することによって生じる複合的かつ多層的な制約構造を明らかにした。
分析の結果、身体的条件や施設不足といった個人的・環境的制約のみならず、家父長制的文化、教育機会の格差、支援制度の脆弱さなど、社会構造的な要因が女性のスポーツ参加に深刻な影響を与えていることが確認された。これらの成果は、交差性の観点を援用した障害者スポーツ研究として新規性を有するものであり、研究成果をまとめた論文を国際査読誌へ投稿した。
さらに、2025年度に予定している本調査の設計に向け、現地の協力団体、教育機関、スポーツ庁関係者、自治体担当者との調整・打ち合わせを継続的に実施した。調査手法の適切性、対象者選定、倫理的配慮、調査実施のタイミングなどについて、現地の社会文化的背景を踏まえた上で協議を行い、量的調査における質問項目の具体化や実施体制の整備を進めている。これらの活動により、最終年度における包括的なモデル検証に向けた基盤が確実に構築されたと評価できる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初の計画に比べ、調査設計および実施準備に想定以上の時間を要しており、研究の進捗はやや遅れている状況である。特に、本研究の対象となるべきアスリートの属性や背景の選定にあたり、調査の妥当性・信頼性を担保する観点から慎重な検討を重ねており、その決定に時間を要した。また、量的調査を実施するにあたっては、途上国におけるインターネット環境の制約や倫理的配慮の必要性、調査協力機関との調整など、複数の実務的課題への対応が求められ、準備に予想以上の期間を要した。現在は、現地関係者との連携体制の構築が進み、対象者属性の最終決定と調査票の精緻化を含めた本調査の実施に向けて体制が整いつつある。

Strategy for Future Research Activity

2025年度は、質的調査の結果をもとに構築した仮説モデルを検証するため、途上国における量的調査を実施する予定である。原則としてオンラインによるWeb調査を想定しているが、現地におけるインターネット環境や回答率の状況によっては、代替手段として現地の学校、スポーツ関連施設、競技大会の場などにおいて紙媒体による質問紙調査を実施することも視野に入れている。また、量的調査だけでなく、アスリート当事者の語りに基づく深掘りを行うため、現地のアスリート数名を対象とした追加的なインタビュー調査も実施したいと考えている。現地の協力団体や教育機関との連携をさらに強化し、調査実施体制の確立と倫理的配慮の徹底を図りつつ、研究の最終年度として理論的・実証的成果の取りまとめを進める方針である。

Report

(4 results)
  • 2024 Research-status Report
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2025-12-26  

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