Project/Area Number |
21K17618
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | National Agency for the Advancement of Sports and Health |
Principal Investigator |
小島 千尋 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (00845878)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 持久性トレーニング / 筋グリコーゲン / 低酸素 / トレーニング / 筋グリコーゲン量 / 胃内容排出 / energy availability |
Outline of Research at the Start |
本研究では、低酸素トレーニングの中でもトレーニングのみを低酸素環境、日常生活を通常酸素環境で実施するLive Low-Train High(LLTH)における栄養戦略を確立することを目的とする。通常酸素環境下での運動時とは異なる応答である「内臓における血流阻害の増大」、「糖代謝の亢進」、「エネルギー消費量の増大」に着目し、4つの研究課題を設けた。これらの研究課題を通し、効果的なスポーツ栄養戦略の構築を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、低酸素環境下でのトレーニング、特にトレーニングを低酸素環境下で実施し、それ以外を通常酸素環境下で過ごす「Training low-Living high」に特化した栄養戦略を構築することを目的としている。その目的を達成するために、低酸素環境下での運動による特殊な負荷である「内臓血流の阻害」、「糖代謝の亢進」、「エネルギー消費量の増大」に着目し、各研究課題を設けた。 2022年度は2021年度の予備実験の結果をもとに、本実験を実施する予定であった。2022年度は「内臓血流の阻害」に着目し、低酸素環境での運動後の胃内容排出速度と筋エネルギー基質の回復動態を通常酸素環境で同様の運動を実施する場合と比較する実験を予定していた。2021年度は、本実験での運動強度を決定するため、予備実験として低酸素環境下での一過性の高強度運動後の筋グリコーゲン量の変化を検討した。30秒の全力ペダリングを4分間の休息を挟み、5本実施する運動を行う前後での筋グリコーゲン量の変化を結果、30%程度の低下がみられたため、本実験で使用する運動として問題ないと判断した。 一方で、2022年度は所属機関での低酸素環境での実験の実施が難しくなり、予定していた本実験の実施ができない状況であった。今年度は「エネルギー消費量の増大」に着目することを予定している。低酸素環境での実験を実施できる機関にて実験を実施する予定である。本研究は低酸素環境下での運動中のエネルギー消費量に見合った食事量と少ない食事量を摂取した際の筋グリコーゲン量やエネルギー代謝、血液指標を評価する計画としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本実験まで実施予定であったが、それを実施できなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はエネルギー消費量の増大に着目して実験を進める。この研究については、以前通常酸素環境で同様の実験を実施しており、実験の進め方には精通しているためスムージに実験を実施することができると考えられる。
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