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作業性に優れ、着心地が良い医療用防護服の研究

Research Project

Project/Area Number 21K18011
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 90010:Design-related
Research InstitutionOkayama Prefectural University

Principal Investigator

舩山 俊克  岡山県立大学, デザイン学部, 准教授 (30612668)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Keywords摩擦 / 無響室 / 録音 / 比較 / 生地 / パターン / 防護服 / 着心地 / KES / 筋電図 / デザイン / 力学的特性 / 画像解析
Outline of Research at the Start

現在,医療現場で用いられている防護服は,着心地については深く検討されていないと考えられる.今回,コロナ禍になり,長期間・長時間の防護服を着た作業が課せられるに至り,その問題点が明るみになった.本研究では,まず現状の防護服の生地と原型(パターン)について,それぞれ力学的特性と画像解析から整理を行う.次に,実際の動作と関連させることで,問題点と理想的な目標を明確にする.それらの情報を元に,最終的に理想的な防護服の試作を制作し,検証を行う.

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は「作業しやすく、着心地の良い医療用防護服の在り方」を明らかにすることである。現在使用されている防護服の生地に対して、力学的特性の計測を行い、 引っ張りや圧縮など複数の値を計測したが、その中でも着心地に関係する要素として摩擦がある。一方で、着心地の向上を数値 として客観的に捉える方法はまだ確立されておらず、特に、防護服のように重ね着が前提な衣服の場合においては、条件が複雑になる。同様の衣服を着用した上で、様々な防護服を重ね着し、その状態で運動することにより、要素の分類はできていないが、動きやすさが確認できる環境には近づける。客観情報として、筋肉の活動状況は把握するが、多くの防護服が不織布を使っていることからも、重量があまりなく、筋肉にかかる負荷も大きいとは言えない。そこで、二つ以上の物体が干渉し合うという状況に着目する。その状況下では、摩擦が存在し、摩擦が生じるということは、それは音という形で表出される可能性が高い。無響室を使用し、摩擦によって生じる音を含む、着用時動作の音情報を取得し、そのデータを解析することによって、摩擦の大小を比較する方法を検討する。現段階において、無響室での試験を行い、衣擦れの音、および複数の防護服における音の種類と大きさの違いを把握することができた。それらの音データを汎用的なソフトウェアに入力し、周波数分析を行なっている。数値データとして把握することはできているが、発展的に応用可能な方法論には展開で来ていない。データ数の拡充と、そこからの分析方法の選別を行なっていく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

無響室を使用し、摩擦によって生じる衣擦れの音を取得すること目指している。比較的ノイズが少ない状態で目的としている音を取得できているが、その比較方法について、複数の方法が存在し、最終的な決定に至っていない。また、比較する対象のパターンを増やすことでより信頼性の高い情報にするつもりであるが、その制作環境を整える必要がある。

Strategy for Future Research Activity

制作環境からデーア取得の環境を一元管理し、汎用的な方法への応用も含めて最終的な成果にする。集約されたデータのビジュアライズ方法を検討し、直感的で且つ客観情報として有効な比較方法を検討し、まとめる。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • Research Products

    (3 results)

All 2023 2022 2021

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] 動きやすさを重視した衣服パターンの音による検証2023

    • Author(s)
      舩山俊克
    • Organizer
      OPUフォーラム
    • Related Report
      2023 Research-status Report
  • [Presentation] 運動用衣服のパターンを用いた作業用衣服の製作2022

    • Author(s)
      舩山俊克
    • Organizer
      OPUフォーラム2022
    • Related Report
      2022 Research-status Report
  • [Presentation] 着心地を考慮した作業時衣服の研究2021

    • Author(s)
      舩山俊克
    • Organizer
      OPUフォーラム
    • Related Report
      2021 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2024-12-25  

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