Project/Area Number |
21K18376
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 2:Literature, linguistics, and related fields
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Research Institution | National Institute for Japanese Language and Linguistics |
Principal Investigator |
中川 奈津子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 准教授 (50757870)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田窪 行則 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 所長 (10154957)
籠宮 隆之 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語資源開発センター, プロジェクト非常勤研究員 (10528269)
山田 真寛 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 准教授 (10734626)
小西 いずみ 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (60315736)
大向 一輝 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (30413925)
宮川 創 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 助教 (40887345)
小川 潤 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構(機構本部施設等), データサイエンス共同利用基盤施設, 特任研究員 (50965390)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
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Keywords | 言語学 / 人文情報学 / アーカイビング / 方言 / 琉球諸語 / 方言学 / 日本語学 / フィールド調査 / デジタルアーカイブ / メタデータ / フィールドデータ / ドキュメンテーション |
Outline of Research at the Start |
日本国内にデジタルアーカイブができる設備が必要である。その第1歩として以下を遂行することを、本プロジェクトの目標とする。 (a) 少数の研究者間でのフィールドデータの電子的共有 (b) 共通メタデータの提案・改良・普及 (c) 電子ジャーナル以外でのデータの公開方法、引用方法の検討 (d) 地域との協働
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Outline of Annual Research Achievements |
国内の言語学・方言学では一般的に、個々の言語学者が自分のフィールドデータを管理、研究で利用し、他の研究者がこの研究成果の妥当性を詳細に検討するためには、自分自身がそのフィールドに行って調査するか、個人的にデータをコピーさせてもらうしかない。上述の問題を解決するためには、日本国内にデジタルアーカイブができる設備が必要で ある。その第1歩として以下を遂行することを、本プロジェクトの目標とする。(a) 少数の研究者間でのフィールドデータの電子的共有 (b) 共通メタデータの提案・改良 (c) 電子ジャーナル以外でのデータの公開方法、引用方法の検討 (d) 地域との協働
少数の研究者間でのフィールドデータの共有を実現し、一部のデータは構造化して公開した (a)。フィールド調査のメタデータ構造をRDF化したモデル (b)、方言談話資料と辞書のTEI構造化を提案し、学会で発表した (c)。定期的な会合を行い、調査データのTEI構造化、データベース化、現地との協力体制、データの共有システム、メタデータなどについて議論を行った。 また、特に日本本土の方言の言語コードが不足しているため、言語コードをどのように設定すれば良いかという議論を方言研究者、規格化の専門家などを交えて行った。
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