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構成主義的学習観に基づく日本語教育人材養成プログラムの開発:態度の涵養を軸に

Research Project

Project/Area Number 21K18539
Research Category

Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Medium-sized Section 9:Education and related fields
Research InstitutionNagoya University of Foreign Studies

Principal Investigator

近藤 行人  名古屋外国語大学, 世界教養学部, 准教授 (00813370)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 櫻井 省吾  名古屋外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20898837)
衣川 隆生  日本女子大学, 文学部, 教授 (30282289)
西坂 祥平  お茶の水女子大学, 基幹研究院, 助教 (80870302)
近藤 有美  名古屋外国語大学, 世界教養学部, 教授 (10572430)
宮本 真有  名古屋外国語大学, 世界教養学部, 講師 (90850561)
Project Period (FY) 2021-07-09 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Keywords構成主義的学習観 / 態度の涵養 / 日本語教育人材 / 教員養成 / 教員養成プログラム / 日本語教育人材養成
Outline of Research at the Start

本研究は構成主義的学習観に基づく「日本語教育人材養成プログラム」の構築を目的とする。多様性を包摂する社会で多様な価値観に向き合い、自律的に学び続ける「態度」を備えた日本語教育人材とは何かを検討し、その教育内容の具体化を目指す。これを実現するため、以下の3点について検討する。
(1)大学生の多様性に対応する能力、態度についての質的・量的調査
(2)日本語教育人材養成プログラム教育内容に関する実態調査
(3)日本語教育人材養成プログラムの開発
本研究で開発されたプログラムは日本語教育人材養成機関に幅広く貢献することができ、今度益々多様化していく日本語教育に対応できる人材を輩出することができるといえる。

Outline of Annual Research Achievements

2022年度に開始した海外の外国語教師養成の動向調査並びに国内の先進的な研修プログラム開発者へのインタビュー調査の結果をまとめ、これらの結果を基に企画・実行した実践における学びの実態に関する調査を実施し、以下のような実績を得た。
(1)北米における構成主義的教育観に基づく外国語教師養成に関する動向をまとめた。北米における主要な論文誌における文献調査を実施し、北米においてはすでに構成主義的学習観を前提とした教師養成が広がっていることを指摘した。
(2)国内における構成主義的な教育観に基づく研修プログラム開発に携わった開発者へのインタビュー調査を実施し、研修内容と対応する資質・能力をすり合わせることや、実際の体験や実践の変容につながるプログラム開発への困難についてまとめた。
(3)構成主義的学習観に基づく教師養成実践として、資質・能力の変容につながる複数の実践を計画し、実施した。その一つである日本語教育初学者を対象とした日本語教育概論での実践では、受講者の振り返りレポートを分析し、個人作業や講義中の他者との対話という文脈において、学習者個々の知識が構成されていること、また、情動が喚起されることにより態度の変容につながる可能性を指摘したことを関連学会にて報告した。
基礎研究としての言語教師養成の動向並びに国内機関での開発に関する知見が得られたため、実際のプログラムの構成要素となる実践の在り方の計画の段階に進んだ。今後はこれらの成果の公表並びに実践における学びの実態について報告し、プログラム開発に関わる「理念策定」、「プログラム開発の具体的なプロセス」「プログラムにおける個別実践の実施」という一連の成果としてまとめたい。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2023年度には得られた結果をまとめ、公表することを予定していたが、2022年度に実施した調査の分析、結果の公表の発表時期が少し遅れた。また、これらの結果に基づく実践の在り方の計画、修正を実施したため、遅れている。2024年度は進行中の調査結果をまとめ、成果報告ならびに、研究全体の成果公表を予定している。

Strategy for Future Research Activity

2024年度は、北米における外国語教師養成の動向調査、ならびに、国内の研修プログラム開発者に対するインタビュー調査について、得られた成果の公表を予定している。また、これと並行して構成主義的学習観に基づく教師養成の実践の実施とその分析から、態度を軸とした資質・能力に関する学びについて明らかにし、構成主義的学習観に基づく教師養成プログラムにおける学びの在り方についての研究成果の公表が得られるように進める。これらの研究成果をまとめ、態度の涵養につながる構成主義的教育観に基づく教師養成に関して体系的にまとめる予定である。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • Research Products

    (3 results)

All 2024 2022

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 日本語教育概論における知識の構築と態度の涵養2024

    • Author(s)
      衣川隆生・櫻井省吾・西坂祥平・近藤行人
    • Journal Title

      日本語教育方法研究会誌

      Volume: 30 Pages: 68-69

    • Related Report
      2023 Research-status Report
  • [Journal Article] 先輩のキャリアと現在の日本語教育の学びを繋ぐために ―態度の涵養につながるイベントの実践報告―2022

    • Author(s)
      近藤行人
    • Journal Title

      名古屋外国語大学論集

      Volume: 11 Pages: 109-125

    • Related Report
      2022 Research-status Report
  • [Journal Article] A Role of an Assistant as a Mediator for Students who Need Linguistic Support2022

    • Author(s)
      近藤行人・櫻井省吾・衣川隆生
    • Journal Title

      The journal of Japanese Language Education Methods

      Volume: 29 Issue: 1 Pages: 68-69

    • DOI

      10.19022/jlem.29.1_68

    • ISSN
      1881-3968, 2423-9909
    • Related Report
      2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-07-13   Modified: 2024-12-25  

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