Collaborative remote learning program through using virtual reality environment that enhances clinical reasoning about living at home
Project/Area Number |
21K19685
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 58:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | The University of Tokyo (2022) National Institute of Public Health (2021) |
Principal Investigator |
吉岡 京子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00708951)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 仁 目白大学, 看護学部, 准教授 (10512361)
島田 恵 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (20505383)
大槻 麻衣 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (30609095)
岡本 有子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (60363785)
角川 由香 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (70884550)
三浦 貴大 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (80637075)
本田 千可子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (80845751)
茂木 りほ (岩崎りほ / 岩崎 りほ) 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (40760286)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | 家での暮らし / virtual reality / 教育プログラム / シミュレーション / 臨床的推論 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、臨場感あふれる対象者の家に看護学生が擬似的に訪問し、対象者の「家での暮らし」に関するアセスメント技術を習得するためのリモートシミュレーション教育プログラムを開発することである。本研究は、地域における新型コロナウイルスの感染予防と看護技術の習得という喫緊の課題の同時解決を目指すものである。また「現場に行かずして看護技術は習得できない」という固定観念を打破する新たな挑戦である。
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度はパイロット調査として、昨年度開発したVR教材・ビデオ教材、事前事後調査に用いる質問紙や尺度を用いて、訪問看護師・保健師合計5人と看護学生3人を対象に意見聴取を行った。訪問看護師・保健師は全員が、VR教材とビデオ教材の双方を視聴した。VRについて過去に経験したことがある者は1名だけだったが、VR視聴による酔いは発生しなかった。教材の長さや学生が観察すべき項目については、概ね同意できるとの意見が得られた。VRの特性上、作成した画像以外の空間に立ち入って観察することが出来ないが、看護職はそのことについてストレスを感じることが明らかになった。看護学生は、VR群2人、ビデオ群1人に無作為に分かれて教材を視聴した。介入前に行うミニテストは、全員が6~7分で回答できた。VR群は、ヘッドマウントディスプレイを装着する際に支援が必要だったが、深刻な酔いは発生しなかった。注視点情報を集計したところ、テーブルの上の物品は、比較的よく見られていることが明らかになった。デブリーフィングは、人数が少なかったため半分の時間に短縮して実施したが、教育プログラム全体の流れについては問題なかった。看護職と同様に、作成した画像以外の空間に立ち入って観察することが出来ないことについて意見が出された。学生がVRやビデオを視聴した際に気づきをメモするための用紙を作成していたが、時間的な制限もあるため内容を簡略化する必要性が判明した。これらの結果を踏まえ、次年度の介入研究に向けて一部修正が必要である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度の目標であったパイロット調査を実施することが出来た。またパイロット調査により、介入研究に用いる資料等の改善点が明確になった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度に本調査を実施する。看護学生を介入群(VR視聴群)と対照群(ビデオ視聴群)に無作為に割付し、教育プログラムの効果を評価する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)