Project/Area Number |
21K19739
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 59:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
三浦 哲都 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (80723668)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 菜穂子 名古屋学院大学, リハビリテーション学部, 准教授 (70581510)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
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Keywords | ダンス / 創造性 / リズム / 質的研究 / 運動の典型性 |
Outline of Research at the Start |
これまでの身体運動科学では、目標となる動作からの誤差を定量化することで、運動学習の過程を記述してきた。しかしながらこの方法論では、目標となる動作が設定されない状況での運動学習過程(ダンスなどで、新しい運動が創造されていくような過程)を科学することはできない。本研究の目的は、新しく運動が創造されていく過程を記述する方法論を開発することである。具体的には機械学習の手法を応用し、多自由度の身体から生み出される多様な運動を低次元の変数で表現する。その変数の時間発展を記述することで、目標動作が設定されない創造的運動の発展過程を、個人内の時間スケール、世代間を跨ぐ時間スケールにおいて明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまでの身体運動科学では、目標となる動作からの誤差を定量化することで、運動学習の過程を記述してきた。しかしながらこの方法論では、目標となる動作が設定されない状況での運動学習過程を科学することができない。たとえば、正解のない即興性が重要視されるダンスでは、上達過程における「正解」を設定できないため、誤差を定量化することができない。この問題を解決するため、本研究では新しく運動が創造されていく過程を記述する方法論を開発することを目的とした。 2023年度は、即興性が重要な要素として含まれるストリートダンスやコンテンポラリーダンスを対象として、動作解析を実施した。また、これらの分析の指針となる評価軸、価値観を調査するために、ダンス熟練者(プロストリートダンサー、プロバレエダンサー)に対してインタビューを行った。特に、「創造性」「リズム感」「音楽性」をキーワードとし、その熟達過程や練習方法に関して質的な調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度は動作計測の実験、および、ダンス熟練者を対象とした質的な調査を比較的順調に進めることができた。また、機械学習を用いて計測した動作の分析を進めた。しかしながら、動作計測をしたデータの結果と質的調査の結果との総合的な検討にまでは進めていない。以上より、進捗状況はやや遅れていると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は最終年度となるため、動作データと質的データを総合的に検討し、ダンスの創造的な上達過程を記述することを目標とする。そのために、動作計測と質的調査の両方を2023年度に引き続き継続していく。特に、これまでに動作計測をしてきたダンサーの上達過程に着目し検討していく。また、研究成果を論文として出版するために、共同研究者や研究協力者との議論に重点を置き、研究を進めていく。
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