Study on magnetized neutron stars with new observational method and instruments
Project/Area Number |
21K20372
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0203:Particle-, nuclear-, astro-physics, and related fields
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Research Institution | Japan Aerospace EXploration Agency |
Principal Investigator |
米山 友景 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 宇宙航空プロジェクト研究員 (90908774)
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Project Period (FY) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | X線天文学 / X線連星 / 中性子星 / X線偏光観測 |
Outline of Research at the Start |
宇宙には、超高密度の「中性子星」が存在する。その密度は原子核に匹敵、あるいは凌駕するものであり、スプーン一杯で10億トンにもなる。中性子星の内部と周辺では強重力場、強磁場などで地上実験不可能な極限環境が実現していると考えられる。しかし、中性子星の磁場については、その詳しい性質は未だ明らかにされていない。本研究では、X線で輝く中性子星をターゲットとし、新たな手法と新たな望遠鏡で観測を行い、中性子星磁場の構造を明らかにする。また、中性子星からのX線は磁場によって偏光していると考えられているが、X線偏光観測の研究はあまり進んでいない。将来に向けて未開の「窓」である軟X線偏光観測装置の開発も行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
当該課題について、X線精密分光観測による連星中性子星磁気圏の観測 に向けた準備として、X線連星 2S 0921-063 について過去の衛星観測のデータを用いて鉄輝線などの分光を行い、中性子星周辺のプラズマ状態を従来の観測機器で可能な限り明らかにした。本天体はX線分光撮像衛星 XRISM による初期観測のターゲット天体であり、鉄輝線の精密分光観測によって更なる詳細なプラズマ構造の解明が期待できる。本研究については日本天文学会欧文研究報告 (Publication of the Astronomical Society of Japan; PASJ) にて論文出版を行い、複数の研究会/学会にて発表を行った。これらの出版、発表について、具体的には次頁に記載する。 また、当該課題の核となるX線分光撮像衛星 XRISM の開発、運用準備を昨年度に引き続き行った。これらの進捗については、所属するXRISM科学運用チームを代表して日本天文学会にて報告/発表を行った。 XRISM の打ち上げが延期となったことに伴い、1年間の課題延長を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当該課題の核となるX線天文衛星XRISMの打ち上げが延期されたため。
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Strategy for Future Research Activity |
XRISMの打ち上げまでの期間には過去のX線天文衛星のアーカイブデータを用いた中性子星磁気圏の研究を行う。XRISM 打ち上げに際しては、チームメンバとして初期運用にあたる。科学運用/初期観測開始後、XRISMのデータを用いて当該課題を完遂する。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)