Project/Area Number |
21K20830
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0901:Oncology and related fields
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
才田 優 新潟大学, 医歯学総合病院, 専任助教 (90908930)
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Project Period (FY) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 脂肪酸代謝阻害 / 抗腫瘍効果 / 免疫療法 / 脂肪酸 |
Outline of Research at the Start |
癌治療は近年の免疫チェックポイント阻害薬の出現に代表されるようにめざましい進歩をとげた。しかし、PD-1抗体の奏効率は癌患者全体でみると20%程度にとどまっており、これらと併用することにより治療成績が向上し適応が拡大できる薬剤が探索されている。本研究では、癌および癌微小環境における免疫細胞の代謝に注目し、両者において共通して亢進している脂肪酸代謝経路がメタボリックチェックポイントとして新たな治療標的となる可能性を調査する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、脂肪酸代謝経路阻害が腫瘍細胞と腫瘍微小環境における免疫細胞に与える影響を調査し、免疫チェックポイント阻害薬の効果を増強する可能性を探ることである。FASNの阻害薬OrlistatとCPT-1阻害薬のin vitro での腫瘍細胞(MC38・B16.F10)増殖抑制効果、およびEtomoxir曝露後のPD-L1発現増加、In vivo(腫瘍接種マウス)におけるEtomoxirの腫瘍成長抑制効果を再実験にて確認した。腫瘍局所やリンパ組織における免疫細胞に与える影響を調べるフローサイトメトリー解析を進めている。また、より生理的な担癌マウスモデルでの効果を調査するため、EGFR遺伝子変異発癌モデルマウスとKRAS遺伝子変異発癌モデルマウスの樹立を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
担癌マウスモデルにおける適切な実験条件設定に時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は当初の計画に沿って腫瘍微小環境における免疫細胞の機能評価をin vivo/ex vivo解析で進めていく。
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