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The experiences and support needs about decision making for family caregivers of high grade Glioma patients related cognitive dysfunction

Research Project

Project/Area Number 21K21201
Research Category

Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section 0908:Society medicine, nursing, and related fields
Research InstitutionTeikyo Heisei University

Principal Investigator

佐藤 仁美  帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 講師 (40530225)

Project Period (FY) 2021-08-30 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Keywords脳腫瘍 / 神経膠腫 / 代理意思決定 / 家族 / 悪性神経膠腫 / グリオーマ / 意思決定 / 家族看護
Outline of Research at the Start

本研究の目的は、悪性神経膠腫患者の家族の代理意思決定に関する体験とサポートニーズを明らかにすることである。悪性神経膠腫は、進行性疾患で生命予後が限られ急激に意思決定できない状況に至る特徴から、他のがん腫の先行研究で明らかになっている意思決定、認知症などの脳疾患の意思決定を外挿することはできず、独自の看護の構築が必要である。疾患の希少性から研究成果が限られている悪性神経膠腫の看護分野について、今まで明らかになってこなかった患者と家族の体験を明らかにすることにより、本疾患の特徴に即した看護支援の構築を目指す。

Outline of Annual Research Achievements

2023年度は、インタビュー調査を実施するためにフィールド調査、メール会議、学内倫理審査申請を行った。その後、学内倫理審査の承認を経て、対象者4名(悪性神経膠腫患者の家族・遺族)の対面のインタビューを実施した。本研究の手法は対象者の気持ちに寄り添いながら行うため対面のインタビューをする質的研究として計画したが、実際の対面インタビューでは電話やメール、オンラインインタビュー等ではおそらく聞くことのできないような深い感情や表情を導くことができたと研究者自身にも手応えを感じている。現在は、その深い感情がある個々のインタビューデータを精読し、本対象者の特色や背景などを入れながら、対象者が体験したことやそのニーズの本質を上手く抽出できるような結果のまとめ方を検討している。
本研究は現在までに予定対象者数に達していない。そのため、2024年度まで期間を延長して引き続き対象者のリクルートを行う予定である。今後、対象者を増やすためにも研究フィールドでのデータ収集の手続きと倫理審査の申請を関係各所を連携しながら行っていく。
2024年度が最終年度となるが、対象者数が確保でき次第、学会発表等で結果を公表していく予定である。
昨年度同様に研究の進捗には大幅に遅れが出ているが、本研究の真髄である深い感情を導くインタビュー方法には、この希少がんである悪性神経膠腫患者の家族である対象者特有の語りが多くあり、改めて研究の必要性を強く感じることができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2023年度はリクルートを開始したがコロナ禍より前の研究よりもリクルートがスムーズ進まない印象を受けている。本研究は対面でのインタビューを計画しているが長期間のコロナ禍という社会状況からオンライン調査や電話インタビュー等の方法による研究も珍しくなくなっている。そのため、対象者と研究者が時間と場所を共有して話しをするという方法は本研究において深いデータを得るとう点で質を担保する一方で、対象者の募集が難しくなったと考える。

Strategy for Future Research Activity

研究対象者を獲得するためデータ収集フィールドを増やす等を検討する。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-10-22   Modified: 2024-12-25  

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