Project/Area Number |
21K21264
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0909:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
李 ミンジョン 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (50907227)
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Project Period (FY) |
2021-08-30 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | メカノセンサー / 骨格筋 / 細胞核 / メカニカルストレス |
Outline of Research at the Start |
本研究では,メカニカルストレスによる骨格筋の細胞核の変形が骨格筋の力学応答のトリガーであるかを明らかにする.培養筋菅細胞におけるストレッチ性筋肥大モデルを用いて,ストレッチによる細胞核の変化を観察し,遺伝子の転写領域が筋肥大の表現型を反映するかを検討する.さらに,核膜関連タンパク質及び細胞核と結合する細胞骨格を抑制し,細胞核へのメカニカルストレスを遮断することが,細胞核の形態と遺伝子転写パターンをどのように変化し,その変化がストレッチによる筋肥大を阻害するかを検証する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、メカニカルストレスによる骨格筋の細胞核の変形が骨格筋の力学応答のトリガーであるかを明らかにすることを目的としている。そのため、培養筋菅細胞におけるストレッチ性筋肥大モデルを用いて、ストレッチによる細胞核の変化と転写パターンが筋肥大の表現型を反映するかを検討することを計画している。昨年度に引き続き、自作した実験器具を用いた、3次元培養筋の作成とストレッチによる筋肥大の条件検討を行なった。本年度は培養する細胞の数を増やすことにより、筋菅細胞の密度を部分的に安定させることまでできた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新しい実験系の構築に時間が必要だったため、研究の進行が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
第一に最適なストレッチ性筋肥大の実験条件を確立する。さらに、新しく導入された超解像共焦点顕微鏡により細胞核の観察を行うことで、細胞核の構造的な変化(核膜ラミナ、ユークロマチンとヘテロクロマチン)の検討を行い、シーケンス解析により転写パターンの変化を検討することで、それぞれの変化が筋肥大を反映するかを明らかにする。また、細胞核へのメカニカルストレスの遮断によりストレッチ性筋肥大が抑制されるかを検証する。
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