Social support exchange and information and communications technology utilization of older adults in East Asian countries during COVID-19
Project/Area Number |
21KK0031
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 8:Sociology and related fields
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
片桐 恵子 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (80591742)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 真純 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 特別研究員(RPD) (20738059)
福沢 愛 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 特別研究員 (50769792)
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Project Period (FY) |
2021-10-07 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,810,000 (Direct Cost: ¥13,700,000、Indirect Cost: ¥4,110,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,930,000 (Direct Cost: ¥6,100,000、Indirect Cost: ¥1,830,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,630,000 (Direct Cost: ¥5,100,000、Indirect Cost: ¥1,530,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 孤立・孤独 / ICT / ソーシャル・サポート / 新型コロナウイルス / 高齢者 / リスク認知 / 対面交流 / ICT利用 / ソーシャルサポート |
Outline of Research at the Start |
コロナ禍での活動や人との交流の制限は高齢者の心身に大きなストレスを与えている。しかしコロナ禍において従来のようなソーシャル・サポートを得ることは難しい。ICTを活用したソーシャル・サポートが代替として想定されるが、その現状や有効性は明らかではない。デジタル化が進み、日本に似た家族規範を持つ韓国と香港において、高齢者のICTの利用と効果について精査し、日本でのICT活用に有効な施策について提言する。
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Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス(以下新型コロナ)の流行は、人々の行動にさまざまな制限を課してきた。高齢者は感染・重症化リスクが高いため、外出自粛が強く求められ、活動や親しい人との交流の制限は、高齢者の心身に大きなストレスを与えていると考えられる(内閣府、2020,2020)。ストレスの影響の緩和にはソーシャル・サポートが有効であるが、コロナ前のようにソーシャル・サポートを得ることは難しい状況が生じた。 コロナ禍においてインターネットによる遠隔交流が一気に進んだが、対面交流を比較してどの程度の効果があるのかは不明である。また高齢者のICTスキルの違いにより、ICTの活用度の差が生じている。よってコロナ禍のソーシャル・サポートの授受において、ICTを使いこなす高齢者と使えない高齢者に大きな格差が生じている可能性がある。 ポストコロナ社会においてもICTの活用は進んでいくと予想されるが、日本は先進諸外国に比べて大幅に遅れている。デジタル化が進み、日本に近い家族関係や家族規範を持つ韓国と香港において、高齢者のICTの利用の様子とその効果について精査することで、今後の日本における高齢者のICT活用に有効な施策について提言することが本研究の目的である。 しかし、本年度もコロナの流行は徐々に収まってきたが、後遺症が長引くことなども知られるようになったため、高齢者の中には、人との交流を割ける傾向が続いた。2023年2月にInternational symposium on Aging World in Asiaを実施、各国のコロナ禍の高齢者の状況とwell-beingについて発表を行い、今後の共同研究の進め方について議論を行い、その後、コロナ禍における遠隔交流についての研究が発表されるようになってきたため、それらの研究のレビューを行い、今後の国際比較調査にむけ準備を行ってきた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナの流行はだいぶ収まったとはいえ、いまだに続いており、さらに後遺症が深刻であることなども知られるようになり、高齢者の中には未だ対面交流を嫌がる人がいるため、本年度は海外に出向いて国際共同調査を実施するのは無図解氏と考え、来年度に実施することにしたため。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年6月に、第12回IAGGアジア/オセアニア国際老年学会議にて、シンポジウムを実施、日本・韓国・香港各国の、コロナ禍の高齢者の状況やリスク認知、リスク回避行動、ICT利用度と孤独感などについて、発表した。同学会の際に、今後の国際共同研究の実施について検討した。今年度は、コロナ禍でのインターネット利用に関する研究の知見をまとめ、来年度に、韓国と香港にて、高齢者に対してインタビュー調査などを実施する予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)