デバイスインフォマティックによるバックコンタクト型ペロブスカイト太陽電池の実現
Project/Area Number |
21KK0097
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 36:Inorganic materials chemistry, energy-related chemistry, and related fields
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
當摩 哲也 金沢大学, ナノマテリアル研究所, 教授 (20415699)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SHAHIDUZZAMAN MD 金沢大学, ナノマテリアル研究所, 助教 (00822222)
中野 正浩 金沢大学, 物質化学系, 助教 (80724822)
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Project Period (FY) |
2021-10-07 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥18,980,000 (Direct Cost: ¥14,600,000、Indirect Cost: ¥4,380,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2023: ¥6,890,000 (Direct Cost: ¥5,300,000、Indirect Cost: ¥1,590,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,890,000 (Direct Cost: ¥5,300,000、Indirect Cost: ¥1,590,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | ペロブスカイト太陽電池 / バックコンタクト / 長寿命 |
Outline of Research at the Start |
我々は、バックコンタクト型ペロブスカイト太陽電池の実現を目指している。これを達成するには、正孔と電子を個別に捕集するp層とn層交互配列構造の構築が必須であり、低コスト化のために我々のオリジナル技術である斜め蒸着による交互配列構造の作製を始めている。しかしながら、製膜条件、太陽電池の作製条件など膨大な数のパラメーターを検討する必要がある問題があった。本提案の国際共同研究では、ペロブスカイト太陽電池のデバイスシミュレーションの第一人者(海外)と、計算に必要な情報を得るための膜物性評価の専門家(海外)との共同研究を通して、試行錯誤を必要としない短期間で最適化する新たな研究手法の確立を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
国際共同研究先であるカナダクイーンズ大学Nunzi教授が来学されて、国際共同研究の打ち合わせや国内開催の国際会議でも情報収集などを行い、国際共同研究の今後の計画や進捗状況の確認を行った。今後は、相手側研究者の来学と国内メンバーの海外訪問を活発化することを確認し、共同研究の体制についても確認を行った。 さらに、若手研究者のMd. Shahiduzzaman助教は,2023 MRS Spring Meeting & Exhibit (West Moscone Center, San Francisco, California) に参加し,「High Stable Perovskite Solar Cells using Ionic-liquid Addition and Cesium Halides Intercalation Technology」の内容でポスター発表を行った。共同研究者のDr. M. I. Hossain と共にカリフォルニア大学デービス校を訪問し,M. Saif Islam教授とMd. Shamim Ahamed博士(助教)と彼らの研究室を訪問し,本研究での超高速半導体オプトエレクトロニクス,超高感度新型センサー,検出器,室内農業などへの展開について議論を行った。来年度より,共同研究を開始し,学生の派遣等を行う予定である。その後,米国コロラド州デンバーの国立再生可能エネルギー研究所(NREL)に移動し,ホスト役の片平塁博士とバイオマスエネルギーとペロブスカイト太陽電池の開発について意見交換を行い,今後の共同研究について議論を行った。本年度は,4報の国際共同研究論文の発表と3回の学会発表を行うことで,国際共同研究の推進を行うことができた。以上のように,昨年度では難しかった海外研究期間への訪問等を行うことで,国際共同研究を行うことができたと考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は,共同研究先への訪問や4報の国際共同研究論文の発表と3回の学会発表を行うことで,国際共同研究の推進を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は,共同研究先への訪問や4報の国際共同研究論文の発表と3回の学会発表を行うことで,国際共同研究の推進を行うことができた。来年度は,本年度に出来なかった学生の派遣や代表者の共同研究先への訪問などを行い,国際共同研究の推進を図る予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(18 results)