Project/Area Number |
21KK0165
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 58:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
梅崎 昌裕 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30292725)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Wai KyiMar 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (10867154)
高安 伶奈 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (20814833)
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Project Period (FY) |
2021-10-07 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥15,730,000 (Direct Cost: ¥12,100,000、Indirect Cost: ¥3,630,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2021: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
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Keywords | 重金属曝露 / 神経発達 / 重金属暴露 / 重金属 / 胎児期暴露 / ネパール |
Outline of Research at the Start |
本申請課題は、ネパール・テライ地方でたちあげた出生コホートのフォローアップ研究である。これまで、胎児期の重金属暴露(Pd, As, Zn)を臍帯血のサンプルを用いて評価し、出生時、出生後6か月、24か月、36か月の神経発達指標への影響を評価した。本申請プロジェクトのフィールド調査では、14歳になっている出生コホートの参加者を対象に、神経発達指標、栄養状態、重金属暴露、蓄積的な酸化ストレス指標、腸内細菌叢の評価をおこなう。
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Outline of Annual Research Achievements |
本プロジェクトは、ネパール・テライ地方で2009年にたちあげた出生コホートのフォローアップ研究である。2009年の調査で中心的な役割を果たしたトリブバン大学のパラジュリ博士との共同研究としてすすめている。胎児期の重金属暴露が思春期の神経発達指標に与える影響を、ネパール・テライ地方におけるケーススタディーとして明らかにすることを目的としている。2009年のプロジェクトでは、胎児期の重金属暴露(Pd, As, Zn)を臍帯血のサンプルを用いて評価し、出生時、出生後6か月、24か月、36か月の神経発達指標への影響を評価した。2022年度までに、出生コホートに含まれる100人のうち72人とのコンタクトに成功し、基礎的な個人属性を収集した上で、思春期における神経発達指標および生育環境の評価をおこなった。神経発達指標の評価には、Wechsler Adult Intelligence Scale, third edition を、生育環境の評価には、The HOME Scale を用い、出生コホートに含まれる個人ひとりひとりの自宅を訪問してデータ収集をおこなった。2023年度は、上記の72人を対象に、尿と糞便サンプルの収集をおこなった。尿は現在の重金属曝露の指標を評価するために、糞便は腸内細菌叢を評価するために用いる予定である。2023年度中に、それらの測定のための準備をおこなった。本研究によって、胎児期における重金属暴露がライフコースのどのステージでその毒性を現すかという問いに対してエビデンスを追加することができると考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2009年に調査の対象とした出生コホートに含まれる100人のうち72人とのコンタクトに成功し、思春期における神経発達指標および生育環境の評価、尿および糞便のサンプル収集が完了したため。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年は尿中重金属濃度の測定と、糞便を用いた腸内細菌叢の評価を実施し、データベースを完成させる。そのうえで、胎児期における重金属暴露がライフコースのどのステージでその毒性を現すかという本研究の問いにかかわる解析をおこなう。成果を学術論文として発表するほか、調査参加者へのフィードバックをおこなう。
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