Project/Area Number |
22500383
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Laboratory animal science
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
工藤 崇 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (20288062)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 智 筑波大学, 医学医療系, 教授 (50271896)
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Project Period (FY) |
2010 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | ガラクトース転移酵素 / ノックアウトマウス / 糖鎖 / 糖転移酵素 / 巨核球 / リンパ球 |
Research Abstract |
O-結合型糖鎖の一つであるムチン型糖鎖の生体における機能解明のために、ムチン型糖鎖のコア1構造を合成するコア1構造合成酵素遺伝子(C1galt)のコンディショナルノックアウトマウス(CKO)を作製した。コンベンショナルなC1galtノックアウトマウスは、胎生中期に血管形成異常により死亡してしまうため、様々な組織特異的なプロモーターにより発現制御されるCreリコンビナーゼ発現マウスと交配して、コンディショナルノックアウトマウスを作製した。polyI-polyCを腹腔内投与することによる優先的に骨髄細胞で作用する誘導型のコンディショナルノックアウトマウス、C1galt1^<flox/->/Mx1-Creを使用することにより血液細胞におけるムチン型糖鎖の役割を検証した。polyI-polyC投与後CKOでは徐々に末梢血中の血小板数が低下し、最終的に野生型(WT)の約1割まで低下した。末梢血のスメア標本をギムザ染色したところ、CKOマウスの巨大血小板が観察された。血小板減少により止血機構の異常が予想されたので、Tail bleeding time解析による出血時間の測定を行ったところ、CKOマウスでは、ほとんどのマウスで10分間以上出血し続けた。骨髄および脾臓における巨核球数を組織化学的解析により計測したことを、いずれも細胞数に違いはなかった。巨核球の分化状態をDNAploidy解析によって検証したが差は見られなかったことと免疫組織学的解析により巨核球分化の指標の一つであるvWFの発現に差が見られなかったことにより、CKOの巨核球の核の多倍数化を生じる細胞分化は正常であることが判明した。マウスの骨髄より巨核球を分離して、in vitroで培養すると血小板放出の最終段階と考えられている巨核球胞体突起形成(Proplatelet forrmation)は、CKOではほとんど見られなかった。
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