Project/Area Number |
22510065
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Risk sciences of radiation/Chemicals
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Research Institution | National Institute of Radiological Sciences |
Principal Investigator |
中山 文明 独立行政法人放射線医学総合研究所, 重粒子医科学センター, 主任研究員 (50277323)
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Project Period (FY) |
2010 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 再生医学 / 蛋白質 / 放射線 / 生体分子 / 防護剤 |
Research Abstract |
Fibroblast Growth Factor(FGF)は細胞増殖因子の一種であるが、放射線障害の予防・治療に有効であると考えられている。本課題では、作用機序が不明なFGF12について、細胞外からの投与により放射線障害を軽減できることを、培養細胞とマウスを用いて証明するとともに、そのFGF12の作用機序を解明することを目的にした。前年度までに、細胞外FGF12が放射線誘導性アポトーシスを抑制できることを示し、その機序としてFGF12が細胞内移行できることも明らかにした。さらに、30アミノ酸からなるFITCラベルしたペプチドを用いて、膜透過ペプチドドメイン部位を探索したところ、C末端部のアミノ酸配列140-169と、中央部の30-59,40-69,70-99,80-109のペプチドがよく細胞内移行した。本年度は、FGF12Bのdeletion mutantを作成し、膜透過ペプチドドメインの同定を試みた。その結果、中央部80-109付近とC末端140-149の2か所に膜透過ペプチドドメインを発見しCPP-M、CPP-Cと名付けた。CPP-MはFGFファミリーに共通するドメインだったが、CPP-CはFGF12が属するFGF11サブファミリーに特異なものだった。そこで、FGF1のC末端にこのCPP-Cを結合させた融合蛋白質を作成してみると、この融合蛋白はFGF1よりも効率よく細胞内移行した。以上、細胞外FGF12の細胞内移行を担うCPP-MとCPP-Cを同定するとともに、CPP-Cが他のタンパク質を細胞内へ移行させられること示し、細胞外FGF12のアポトーシスに対する作用機序の解明に近づけた。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)