Project/Area Number |
22591249
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
古川 福実 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (40156964)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 有紀 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (90316117)
金澤 伸雄 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90343227)
池田 高治 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (20422933)
吉益 隆 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (00364092)
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Project Period (FY) |
2010 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2010: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | SLE / 光線過敏 / 疾患感受性遺伝子 / DNA修復酵素 / ヒドロキシクロロキン / ループスエリテマトーデス / 遺伝子多型解析 / ヒドロキシクロロ |
Research Abstract |
疾患感受性遺伝子解析 50名のSLE患者のHLA-ABC,DR,DQ、の解析を終了したのが大きな進歩であった。今後、光線過敏の有無や下記の検討結果との相関をみていきたい。次に,一昨年から続いている研究であるが、20数名の患者かから末梢血からDNAを抽出する事が出来た。PCRとダイレクトシークエンス法によって候補遺伝子(HLA、TNF-α、SS-A/Ro抗原などの自己抗原、KIR、RUNX1、DCIRなど)の一塩基多型(single nucleotide polymorphism;SNP)を検出し、疾患とSNPの有無との間に優位な相関があるか検討する。さらに、健常人(学生、医療スタッフボランティア)50人に存在するかどうか検索・検討を継続したい。また、大阪大学との共同研究においては,SLE患者の光線過敏の有無とDNA修復酵素についてXPD,XPGについて検討を加えたが、明らかな差はみられなかった。 ヒドロキシクロロキンの臨床的および基礎的な検討 日本人のSLEの皮膚症状やCLEがヒドロキシクロロキンによって改善するかをCLASIを用いて検討し、有効性を確認し、論文として投稿受理された(J Dermatol)。Skindex29で検討し、皮疹の改善にサイトカインなどの変動やapoptosis誘導効果が関連するかを検討しているが、薬の奏功と光線過敏の有無については現時点では明確な結論を得ていない
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
患者さんの標本が得にくい状況がある。 また、研究体勢の再構築を行っている事もあるので,遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
候補感受性遺伝子をしぼって、所期の目的通りに実験をすすめたい。
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