慢性虚血性心疾患に対する在宅体外式カウンターパルセーション治療の有効性の検討
Project/Area Number |
22591536
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Thoracic surgery
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
久木 基至 The University of Tokyo, 医学部附属病院, その他 (10572571)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
許 俊鋭 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (30153232)
西村 隆 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (80433655)
五條 理志 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (90316745)
清水 剛 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20226244)
小野 稔 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (40270871)
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Project Period (FY) |
2010 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2010: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | コンパクトCP / 虚血性心疾患 / テレメトリー / 体外式カウンターパルセーション |
Research Abstract |
われわれは日本人の体格にあったサイズの体外式カウンターパルセーションのシステムを開発し、外来患者に対し治療を行ってきた。しかしながら長期の治療を継続するには、患者の外来通院の負担が大きいため、それを軽減する目的で、在宅で治療が行える家庭用体外式カウンターパルセーションシステムの開発を進めることとした。 まず心電図モニターの無線化に関しては、すでにテレメトリーは開発されているため、今現在外来で有線を用いて治療中の患者にテレメトリーを同時に装着し、心電図の取り込みと心拍同期駆動の信号検出のデータを集積している。 今後有線とテレメトリーのデータを比較し、トリガーなどにずれなどなければ、テレメトリーを用いて実際に駆動を行い、非観血性血圧モニターの波形を比較する予定であるが、テレメータを本システムに組み込むにあたって、ハード面およびソフト面での調整が必要であり、今現在も進行中である。 次に下肢に巻くカブに関しては、当初目的としていたストッキング型にはできなかった。しかしながら、チューブの形状を変更し、カブと給排気チューブとの接続部を簡便化し、さらに、カブとチューブの位置関係を工夫することにより、以前に比べて明らかに人体に装着しやすくはなった。これにより、カフを巻く負担は時間的にも労力的にも明らかに軽減することができた。また、最終的にマッサージチェア型に組み込むことを考えると、現在の形状のままのほうがよいと判断し、カフに関する改良は達成できたと考える。 最後に、学会発表ではないが、2010年11月18日から20日まで仙台国際センターにて行われた第48回日本人工臓器学会において、アカデミック展示を施行した。ベッド上で実際に駆動しているところを見ていただき、多くの方に興味を持っていただけた。また、これを動画にて撮影してあるため、今後多くの施設に配信し、啓蒙活動ができたらと考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
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