抗アポトーシス作用を持つ新規心筋転写因子の機能解析
Project/Area Number |
22659159
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20199227)
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Project Period (FY) |
2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2010: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | 心臓 / 転写因子 / インプリンティング / 心奇形 / アポトーシス / 心房利尿ホルモン / Zac-1 / Nkx2.5 |
Research Abstract |
抗アポトーシス作用を持つ新規心筋転写因子として、Zac-1遺伝子を同定した。Zac-1をCOS細胞に遺伝子導入し、抗体で染色した結果、および核分画と細胞質分画を分離し、Western blotを行った結果、この遺伝子は主として核分画に存在することが明らかになった。胎生7.5日以後のマウス胎児をwhole mount in situ hybridizationを行い、心臓領域のZac-1遺伝子の発現を観察したところ、Zac-1は胎生7.75日より発現し、胎生8日より強く発現することが明らかとなった。Zac-1遺伝子はANPプロモーターに対する転写促進活性を有していた。この転写因子がANPプロモーターのいずれの部位に結合するかを明らかにするため、ANP-Lucプラスミドのdeletion mutantを作成し、Zac-1遺伝子の結合部位を同定したところ、Zac-1は2カ所あるNkx2.5遺伝子結合部位の2個目の直前に存在することが推測された。種々の長さのZac-1の変位位体を作成し、変位体プラスミドとANP-LucプラスミドをともにCOS細胞に共遺伝子導入し、ルシフェラーゼアッセイを行ったところ、Zac-1遺伝子のいずれの部分がANPプロモーターと結合することが明らかとなった。COS細胞のNkx2.5、GATA4、MEF2Cのいずれかの遺伝子とZac-1変位体を共発現させ、共免疫沈降により、会合を確認した。既知の心臓特異的転写因子とZac-1遺伝子のANPプロモーターに対する作用を観察し、Zac-1遺伝子の心臓における転写因子としての性質を解析したところ、Zac-1とNkx2.5遺伝子は共調的に働き、ANPの転写活性を増強させた。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)