Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
平成22年度の研究において、シェーグレン症候群様病態の解明によるマウスモデル確立のため、本マウスの唾液腺、涙腺、胸腺のIL-18とK5の発現がコントロールマウスと比較して亢進しているか否かを免疫組織化学染色で検討した。また、本マウスがシェーグレン症候群症状を呈することを、・口腔乾燥の検索、・同館周囲へのリンパ球浸潤、・自己抗体の産生といった点について生後4週から経時的に検討した。しかし、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の影響により作成した資料の大半が破損、融解等で消失してしまった。今年度は、資料を新たに作成することを検討したが、本研究では経時的評価を必要とするものであるため、長い期間を要するものであり、種々検討した結果、残念ながら研究を継続することは不可能であると判断した。