煙草煙暴露が歯周治療後の歯周病原性細菌叢の変化に及ぼす影響
Project/Area Number |
22792116
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social dentistry
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山本 裕美子 Osaka University, 歯学部附属病院, その他 (50456951)
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Project Period (FY) |
2010 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2011: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2010: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 歯周病 / コチニン / 煙草煙暴露 |
Research Abstract |
喫煙は全身の健康を害する生活習慣の一つであり、口腔領域では歯周病の主要なリスクファクターと考えられている。また、喫煙は歯周病の発症や進行および治療効果の低下に大きく関与することが指摘されており、喫煙者では外科的・内科的歯周治療を問わず、非喫煙者に比べて治療後の治癒が悪いことを示している。喫煙が歯周病を増悪するメカニズムとしては、主として歯周病細菌や宿主の炎症反応に影響を及ぼし、歯周組織の破壊や修復・再生の抑制を引き起こすことが考えられている。本研究では、歯周治療前後の歯周組織の状態を調査すると共に、唾液中の歯周病原性細菌叢の変化について調査を行い、煙草煙暴露と歯周病治療の効果の関連性および煙草煙暴露が唾液中の歯周病細菌に及ぼす影響について明らかにすることを目的とした。 大阪大学歯学部附属病院予防歯科を受診する歯周病有病患者で、全身疾患の重篤な症状がない者を被験者とした。喫煙、飲酒、睡眠時間、朝食、栄養バランス、労働時間、運動、自覚的ストレスの8項目の生活習慣要因について、問診票を用いて調査した。歯周診査として、被験者の初診時における歯周ポケットプロービング深さ、アタッチメントレベル、プロービング時の歯肉出血の有無、動揺度、プラークコントロールレコードを記録した。被験者より臨床サンプルとして刺激時唾液を採取した。煙草煙暴露の指標として唾液中のコチニン濃度測定を、競合酵素免疫抗体法を用いて行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)