階層的クラスター分析を用いた中等度COPD患者の体調調整の特徴に関する研究
Project/Area Number |
22792192
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Clinical nursing
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
河田 照絵 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (40438263)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2012: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2011: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2010: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 慢性疾患看護 / 呼吸器疾患 / クラスター分析 / 体調 |
Research Abstract |
研究目的は、安定期にあるCOPD患者が日常生活においてどのような体調調整の行為を行っているかについてクラスター分析の手法を用いてサブグループ化し、特徴を見いだすことである。今年度は、作成を進めている安定期にあるCOPD患者の日常生活における体調調整の行為に関する質問紙について、内容妥当性、表面妥当性の検討を行い、本調査に取り組み始めた。 内容妥当性の検討では、慢性呼吸器疾患看護の研究経験を持つ専門家6名に質問項目について体調調整の行為として妥当であるかの質問紙調査を行った。結果、エキスパート間における一致率は17~100%で、67%未満の項目は10項目みられた。また、自由記載は31項目について記載があった。ここでは、一致率が67%未満の項目と自由記載があった39項目について質問文の修正を行い、2項目を追記し、140項目の質問紙へと修正した。 次に表面妥当性の検討として、修正された質問紙(140項目)を用いCOPD患者21名(平均罹患年数5.9年、平均年齢72歳)に調査を依頼し、回収率は100%であった。ここでは表現の明瞭性に関しての修正と質問項目の見直しを実施し、2項目を削除し、6項目について文章表現の修正を行い、最終的には138項目となった。 予備調査に於いて、回答に極端な偏りが見られた項目が4項目あったが、3項目はCOPD患者の体調調整の特徴として重要である項目であったため削除せず、1項目は施設による偏りであると考えられ、本調査では種々の施設でのデータ収集を行うことで緩和されることが予測された。また、逆転項目の存在については予備調査では判断が難しいため本調査に於いて検討していくこととした。現在、本調査に取り組み始めており、今後も引き続き調査を継続する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)