Project/Area Number |
22H00060
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 7:Economics, business administration, and related fields
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Research Institution | Doshisha University (2024) Hitotsubashi University (2022-2023) |
Principal Investigator |
手島 健介 同志社大学, 経済学部, 教授 (10817737)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉田 洋一 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (20743719)
中島 賢太郎 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (60507698)
黒石 悠介 一橋大学, 大学院経済学研究科, 講師 (60930047)
田中 万理 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (70792688)
Nyamdavaa Tsogsag 一橋大学, 大学院経済学研究科, 講師 (50929825)
Tangvatcharapong Meradee 一橋大学, 経済研究所, 講師 (40916029)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥37,050,000 (Direct Cost: ¥28,500,000、Indirect Cost: ¥8,550,000)
Fiscal Year 2024: ¥9,360,000 (Direct Cost: ¥7,200,000、Indirect Cost: ¥2,160,000)
Fiscal Year 2023: ¥9,360,000 (Direct Cost: ¥7,200,000、Indirect Cost: ¥2,160,000)
Fiscal Year 2022: ¥9,490,000 (Direct Cost: ¥7,300,000、Indirect Cost: ¥2,190,000)
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Keywords | グローバルサプライチェーン / 国際貿易 / 開発経済学 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、(A)開発途上国における企業のグローバルサプライチェーンへの参加の要因と、(B)グローバルサプライチェーン参加による途上国地域社会への波及効果を分析する。(A)ではどの輸出企業が先進国のどの輸入企業と取引しているかの情報がわかる詳細な取引データを使って、グローバルサプライチェーン形成メカニズムを分析する。(B)では、環境汚染、家族/ジェンダー、健康面などについての研究を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
(A)グローバルサプライチェーン形成の要因については、取引リスクの増大が企業取引関係に与える影響の分析として、麻薬紛争が取引に与える影響の分析を「税関取引データ」で実行中である。またミャンマーの税関取引データを用いて、停電が取引に与える影響を分析した。モンゴルのデータでは、グローバルおよび国内サプライチェーンの相互関係を日本モンゴル経済連携協定(EPA)の文脈で分析するためのデータ構築を開始した。中国のデータでは認証制度が輸出に与える影響の分析の論文執筆を進めた。またサプライチェーン形成の基礎研究にも取り組んでいる。(A)に関しては、公開済ワーキングペーパー1本、ワーキングペーパー公開前だが研究報告を行っている研究1つ、データ分析中の研究が3つという構成になっている。
(B)グローバルサプライチェーン参加による途上国地域社会への波及効果について、環境汚染、ジェンダー、健康について研究に取り組んだ。環境汚染への影響については、フィリピンと中国においてデータを整備し分析を進めた。特にフィリピンの分析についてはワーキングペーパーを公開した。ジェンダーへの影響については、ミャンマー、メキシコについて労働市場に着目して分析可能性を探索した。労働市場を通じたメカニズムについてさらに分析を進め、国際雑誌に1本論文が近刊となっている。健康への影響については、Walmartなどの先進国大規模スーパーやファストフードレストランなどの開発途上国への進出が途上国の栄養状態にどのような影響を与えているのかをメキシコの家計調査データ、スキャナーデータで分析中である。(B)に関しては、査読付雑誌近刊が1本、公開済ワーキングペーパー1本、データ分析中の研究が2つという構成になっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
既に国際雑誌掲載の論文が1本、公開済ワーキングペーパー2本があるほか、全体的にデータ構築や予備的分析が順調に進行中であると言えるため。
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Strategy for Future Research Activity |
各データ構築については、予想通りではあるが、データ間の接合、具体的には名寄せにかなりの時間とコストがかかっており、機械学習やAIの活用でスピード増加をめざす。
また研究の質、インパクトを高めるため、国際的な研究者ネットワークを強化し、共同研究や情報交換を増やすことを行う。
分担者間の情報交換をさらに増やすことによってお互いの研究のフィードバックやさらなる共同研究の開始をめざす。
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