Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
旅客機の中距離国際線や貨物輸送の需要は、特にアジア・太平洋地域において今後も高いと予測されるが、航空機操縦士の養成が追い付いていない。日本においては2030年に大量の操縦士の定年退職者も見込まれる。このような操縦士不足の事態に対応すべく世界的に操縦士養成機関が増加するのに伴い、操縦士訓練生(以下、訓練生)の母語以外(主に英語)で国外の訓練地にて訓練を受けるケースも増えている。日本人訓練生も例外ではなく、英語教育教材開発の必要性が高まっている。この課題に応えるため、本研究ではVirtual Reality機器を使用したフライトシミュレータ教材と組み合わせて使用できる英語教材を開発する。