Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
加齢による認知機能や生活の質の低下は、高齢者の地上生活を困難にし、認知症の主要なリスクファクターとなる。これまでの研究から、認知・運動・栄養などの生活介入を実施すると高齢者の認知機能や生活の質が向上することがわかっている。しかしながら、従来の研究では、いつ・だれが・なにを実施するのかという視点が不足していた。そこで、本研究では、健康な高齢者を対象に≪いつ:実施時間帯(朝・昼・夜)≫や≪だれが:個人の特徴(学際的な指標)≫や≪なにを:各種生活介入(認知・運動・栄養・音楽・社会的交流)≫が生活介入の効果に及ぼす影響を包括的に調べる。