Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
カーボンニュートラル社会への移行を実現するため、次世代パワーグリッド基盤技術として、電気機器の信頼性・性能に直結した電界計測技術の高度化が強く求められている。本研究では、測定媒体中にレーザを打ち込んだときの、媒質の分極の三次非線形感受率に起因して、発生する二次高調波現象(SH)を利用し、「その場を乱すことなく(非侵襲)に、高い時間・空間分解能」をもって電界を測定する方法を確立する。さらに、既知の電界下におけるSH発生様相より逆に短パルスレーザの非線形現象を解明し、これを制御活用することで超 高速時間・空間分解電界ベクトル計測技術を開発する。