Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
レーザー加工・溶接でデブリフリー化したクリーン加工は不可欠であるが,未解決である.特に,EVパーツに用いられるCuやAl等の金属の場合,デブリが溶接品質の低下を招く.本研究では,レーザー誘起蛍光法とレーザープロセス法を駆使し,新しいデブリイメージング法や錯生成によるデブリ回収法で従来にないデブリフリーレーザー溶接法を実現することを目的とする.具体的には,遷移金属 (Cu, Al) のアブレーションを可視化し,デブリ量の時空間分布を定量化し,金属デブリを電子対供与体と配位結合させ,錯体を生成し,プロセス領域外に排出することを目指す.