Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ボーリング柱状図を作成するための標準貫入試験では,試料が連続せず乱れも著しいために地質構造と地盤性状に係る評価の精度と信頼性が低い。そこで,サウンディングと同一の孔から長尺の試料を採取する経済的な「連続サンプリング」技術の開発を目指す。各地層の層相や微視的構造および不連続面や薄層が評価できる(地層の代表性を失わない)程度にしか乱されていない試料(representative disturbed sample,ISO22475-1の品質クラス2ないし3)に相当することを検証して,柱状図の品質および地質構造と地盤性状に係る評価を格段に向上させる。