Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究ではシステム開発の初期段階における重要な部分であるシステム化領域の構造化に焦点を当てる.この領域を曖昧なままでシステム設計に移行することで引き起こされる,システム完成後の致命的不具合の未然防止を目指している.システム化領域の構造化作業の現状は,コンテキスト分析手法を用いて,解決すべき問題の構造として表現する方法が標準として推奨されている.本研究では,このシステム化領域を解決したい問題の構造体として整形する方法論を開発し,実用性の検証までを行う.