Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では、表面欠陥と触媒性能の因果関係や物質毎の傾向を知るために、酸化物表面近傍での酸素空孔を対象に、第一原理計算に基づいた系統的研究を行う。本研究で重要なのが、表面近傍での点欠陥に関する高精度第一原理計算手法の開発である。研究代表者は、固体中の点欠陥形成エネルギーの計算手法を開発する経験を有しており、これを基に新規計算手法を開発する。そしてそれを用いて系統的計算を行い、得られた結果を用いて線形回帰モデルによる機械学習を実行し、酸化物表面上における酸素空孔物性の統一的理解を得る。