Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ワクチンは最小の費用で最大の効果が期待される感染症対策の切り札である。しかし、多くが注射型投与であることから、接種労力の確保が問題の一つである。注射に依存しない投与形態として、経口型ワクチン(食べるワクチン)の開発を推進する。本研究では、タンパク質発現を得意とするカイコ-バキュロウイルス発現系(Silkworm-BEVS) を活用し、将来的な栄養源としても期待される「昆虫型ワクチン」の目標としている。