Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
シナプスは記憶の最小単位と考えられており、度々ハードディスクの記録素子(0と1のデジタル)に例えられる。しかしながら、個々のシナプスには情報がアナログ的、或いはデジタル的にコードされているのかは分かっていない。本研究では我々が最近開発に成功したpaCaMKIIを改良することで、光応答性CaMKIIを活性化シナプスに局在化させるシステムの開発を進める。また、開発したプローブを個体動物に適用することにより、シナプスが記憶をコードする仕組みを明らかにする。