Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
進行がんに対する革新的な治療法として大きな期待を集めているアスタチン-211(211At)を用いたα線核医学治療法において、全く新しい紫外光標識法を提案する。ハロゲンである211Atとヨードフェニル基を持つ前駆体化合物の混合液に紫外光を照射して標識する新たな手法を確立する。(A) 照射条件、溶液条件等の基礎検討を通じた反応機構の現象論的理解、(B) 光標識化反応を用いたがん薬剤への211At標識、ならびに(C) 上記薬剤を用いた動物実験を通じた、手法の信頼性確立を目的とする。