Large-scale interventions and digital/analog technology foundations for combating inequities in physical activity
Project/Area Number |
22H03463
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鎌田 真光 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (60523090)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田栗 正隆 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (20587589)
天笠 志保 帝京大学, 公私立大学の部局等, 講師 (30889275)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
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Keywords | スポーツ・運動 / 身体活動 / ゲーミフィケーション / 行動変容 / 普及科学 / 運動疫学 |
Outline of Research at the Start |
身体活動・運動の不足は世界的に蔓延しており、社会経済的要因による身体活動の格差も問題となっている。本研究では、身体活動促進の大規模介入や社会実装に向けて、デジタル・アナログ両面から鍵となる技術基盤・科学的知見を創出する。具体的には、1)デジタル介入(ゲーミフィケーション・アプリ)による行動変容の長期効果及び格差対策効果の検証、2)スマートフォン等を用いた身体活動データ収集のデジタル・サーベイランス創出、3)アナログ主体の「草の根」的介入(口コミ戦略等)に基づく大規模地域介入の疾病予防効果検証(クラスターRCT)、以上3点に取り組む。これらにより、格差を考慮した新たな普及戦略の基盤を築く。
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Outline of Annual Research Achievements |
身体活動・運動の不足は世界的に蔓延しており、社会経済的要因による身体活動の格差も問題となっている。本研究は、①デジタル介入研究、②デジタル・サーベイランスの開発と検証、③地域介入研究から構成され、格差を考慮した身体活動・スポーツ普及の大規模介入や社会実装に向けて、デジタル・アナログ両面から鍵となる技術基盤・科学的知見の創出を目的とした。 1年目の成果としては、まず、①デジタル介入研究において、行動科学とゲーミフィケーションに基づき開発されたアプリ「パ・リーグウォーク」について、長期的効果の検証に必要なデータの取得およびデータベースの整理を進めた。次に、②デジタル・サーベイランスの開発と検証として、スマートフォン(iPhone)のデフォルト機能として測定されている歩数データの画像解析ツールの改訂・開発を進め、現行OSへの対応が概ね完了した。画像解析の精度についても、良好な成績が確認できている。また、サンプル調査に向けた準備を協力自治体とともに進めた。③地域介入研究では、島根県雲南市のクラスター・ランダム化比較試験(RCT)において、疾病罹患情報に関するデータベース構築を自治体の協力のもと進めた。また、並行して、全市介入の実施(普及プロジェクト)を継続支援した。 それぞれのプロジェクトの進捗に合わせて、公表できる成果については学会・シンポジウム・セミナー等で発表を行うとともに、論文執筆の準備を進めた。次年度以降、さらに本格的な研究成果の発表が期待できる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ここまで概ね計画通りのデータの取得や整理、開発が進み、現時点で重大な遅延はない。研究成果の発信として、本年度は関連成果を国内学会を中心に発表できた。
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Strategy for Future Research Activity |
現時点では計画通り順調に研究が進展しているため、今後も計画に基づき研究を推進する。
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Report
(1 results)
Research Products
(17 results)