Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
陽イオン界面活性剤(CSs)は消毒剤、柔軟剤など幅広い用途で使用されており、環境動態・影響に関する研究が必要である。土壌・底質粒子は通常、負電荷を帯びているため、CSsを強く吸着する。本研究ではまず平衡パッシブサンプリングによるCSsのフリー溶存濃度(Cfree)測定法を確立し、土壌・底質等を用いた吸着実験からCS吸着に影響を与える因子を解明する。また様々なCSsの吸着係数及び吸着等温線を測定し、CSsの構造特性の影響を明らかにする。