Project/Area Number |
22H04381
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
3210:General internal medicine, organ-based internal medicine, internal medicine of the bio-information integration, and related fields
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
iwasaki takashi 順天堂大学, 医学部, 診療放射線技師
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥370,000 (Direct Cost: ¥370,000)
Fiscal Year 2022: ¥370,000 (Direct Cost: ¥370,000)
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Keywords | DualEnergy / 仮想単色X線画像 / 血管内石灰化 / 石灰化分布 / 物質弁別画像 |
Outline of Research at the Start |
近年、我が国では急速に高齢化が進んでおり、加齢による動脈硬化の進展により、硬い石となった病態(石灰化病変)に対する治療が難しくなりつつある。そこで、最適な治療方法の選択をするために、治療前にて血管の中をDual Energy CT技術を利用して、血管の中の石灰化病変の状態をみることで、治療を必要とする方への負担がより少なく、適切な治療方法の選択ができるように本研究にて検討する。
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Outline of Final Research Achievements |
従来のCT装置では評価困難であったCT値を利用とする血管内の石灰化内部評価を可能とした。治療可能および治療困難なCT値の推定及び治療後の石灰化分布を予測することはできた。しかし、検討症例数が少ないこともあり、現状では石灰化内部の治療に利用したカテーテル物品とCT値の関係については明確にできていない。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
治療前後の石灰化分布をDECT画像にて評価することにより、石灰化内部の性状評価を行う。これにより、石灰化内部の治療に利用したカテーテル物品とCT値の関係を明確にでき、医師の治療戦略に臨床的有用性の高い情報を提供し、今まで救肢できなかった症例に対しても治療前の精査により、治療可能な血管内石灰化部と治療困難な血管内石灰化部とに分別が可能となり、最適な治療選択が望める。
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